はじめに
WSLを利用してWindows上にRails環境構築した時のメモ書きをまとめてみました。
RailsTutorialを一通り終えた後、windows上で気軽にRailsを試せるのかーって感じで構築してみました。
WSL導入
メモをし忘れたので割愛...。
こちらの記事を参考に導入しています。
Rails導入
こちらの記事の流れで導入しています。
最初にrbenv,ruby-buildを導入します。
# 事前に必要なパッケージをインストール
$ sudo apt install -y build-essential
$ sudo apt-get install -y libssl-dev libreadline-dev zlib1g-dev libsqlite3-dev
# rbenvをインストール
$ git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
# ruby-buildをインストール
$ git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
# .bash_profileを再読み込み
$ source ~/.bash_profile
$ rbenv --version
# バージョンが表示されればOK
# NodeJSも最新をインストール
$ curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_9.x | sudo -E bash -
$ sudo apt-get install -y nodejs
次にRubyを導入します。
依存関係とバージョンを管理するためのbundolerも導入します。
$ rbenv install --list # インストールできるものリスト
$ rbenv install 2.6.1 # バージョンを指定してインストール
$ rbenv versions # インストール済みバージョン確認
$ rbenv global 2.6.1 # グローバルバージョンを指定
# bundlerもインストール
$ gem install bundler
最後にRailsを導入。
Windows管理下で作業できるようにしていきます。
# ドキュメントは時間がかかるのでインストールしない
$ gem install rails -v 5.1.6 --no-document
$ cd /mnt/d # ubuntuのマウント先ディレクトリに移動
$ mkdir rails_dev # 開発用のディレクトリ作成
$ cd rails_dev
$ bundle init # Gemfileを作成
Gemfileを作成したらファイルを開いて# gem "rails"
のコメントアウトを取り除き有効化させます。
$ bundle install --path ~/tmp/bendor/bundle
$ bundle exec rails new test_app
$ cd test_app
$ bundle install --path ~/tmp/rails/vendor/bundle
# サーバ立ち上げ
$ bundle exec rails s
# ブラウザで動作確認
# http://localhost:3000/にアクセスできればOK
bundle installする先はlinux管理下に置くようにしてあります。
windows管理下だとよくないパッケージがあるかもしれないので。
ここまでやれば、windows10上でRailsを動作させることができます。
ここから先は自分の使いやすさで変更しました。
その他設定
buncle exec コマンドにエイリアスを設定
$ vi ~/.bashrc
alias be="bundle exec" を追加
$vi ~/.bash_profile
source = ~/.bashrc を追加
$bundle exec rails s
と打ち込んでいたものを$be rails s
みたいに使っていけるように変更。
開発ディレクトリまでのパスにシンボリックリンクを設定
$ ln -s /mnt/d/rails_dev/ ~/rails_dev
$ cd ~/rails_devで開発環境まで行けるように設定。
vimのコメントアウトの色を変更
$ echo "hi Comment ctermfg=gray" >> ~/.vimrc
コメントの内容が見えなかったのでgrayに変更。
ターミナルのカラーテーマを変更
MicrosoftのColorToolを使用しました。
colortool.exeの親ディレクトリを環境変数(ユーザ変数)のPathに追加。
追加後、cmdでコンソールを立ち上げて設定を変更。
> colortool -d OneHalfDark
自分はデフォルト設定のOneHalfDarkを指定しました。
まとめ
linuxはそこまで触ったことがなかったので結構苦戦...。