Androidアプリ開発環境を整えるべく、まずはバージョン管理「Git」を準備した。
- 通常はGUIで使える「SourceTree "ソースツリー"」を使うだろうけど、ターミナル(bashとも呼ばれる)からコマンドを打ちたいときもある。
- しかし、そのままのターミナルでは結構不便
- Windows版のGitみたいにTABキーで補完しない。
- 現在のブランチ名が表示されないのでわかりづらい
など。
#Linuxのように.bashrcにPATHを通す
PATHとは、コマンドを実行するときに、検索するディレクトリリストのようなもの。
ターミナル(bash)を起動して、viで設定ファイルを作成する。
「~ $ 」とか出ているプロンプトの後に、以下に挙げるコマンドを打つ。
~ $ vi ~/.bash_profile
viの画面になる。iキーでInsertモードにして以下の3行を追加する。空白も含めて正確に。
※ 「~/.bashrcが存在し、通常ファイル (regular file)であれば実行」を意味する。
if [ -f ~/.bashrc ]; then
. ~/.bashrc
fi
ESCキーでCommandモードにしてから「:wq」と入力してからEnterキー↩️で、上書き保存してviを終了する。(取り消すなら「:q!」で編集を保存しないでviを終了。)
#Homebrewのインストール
ソフトウェア導入をやりやすくするために「Homebrew」をインストールした。
- macOS用パッケージマネージャ Homebrew の通りにインストール
$ /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
###コマンド補完ツール(bash-completion)をインストール
brewコマンド(Homebrew)を使ってインストールする。
$ brew install bash-completion
インストールしたら、.bashrcを編集する。
~ $ vi ~/.bashrc
以下を追記して、上書き保存する。(ESCキー後、:wq↩️)
# for bash_completion
if [ -f $(brew --prefix)/etc/bash_completion ]; then
source $(brew --prefix)/etc/bash_completion
fi
続いて、gitもHomebrewからインストール。
$ brew install git
これで、TABキーのブランチ補完ができるようになります。
###コマンドプロンプト上に現在のブランチを表示させる
-
Macでgitを利用した開発する際にやっておきたい準備
の「.bashrcのカスタマイズ」の通りに記述すると、良い感じに色分け表示されます。
※追記
ユーザー名とか長くなっちゃうので省略したいときには以下のように
export PS1='\[\033[37m\][\[\033[32m\]\W\[\033[37m\]]\[\033[31m\]$(__git_ps1)\[\033[00m\]\$ '