はじめに
iOS、Androidのネイティブ開発ではXcode, Android Studioを使ってアプリのバージョンを上げてストアに申請し、アップデートする流れかと思います。
しかしFlutterに用意されているやり方はちょっと違って、それで最初のうちは混乱しがちでした。。
なので一連の操作の流れをここにまとめたいと思います。
アップデート方法に関してはいろいろなやり方があるっぽいので、この記事は「あくまで私の場合は」と言う点だけご了承お願いします!
※CI/CDを使わない、完全ローカルでの作業となります。
pubspec.yamlを編集
pubspec.yaml内の
version: 1.0.5+4
の部分を変更します。
例えば
version: ○.○.○+△
iosの場合「○.○.○」の所がversion、「△」がビルド番号
androidの場合「○.○.○」の所がversionName、「△」がversionCode
ビルドして新しいバージョンを反映させる
ここであるあるなのだが、pubspec.yamlを編集したからすぐにバージョン番号が反映されるかと言うと、そんなことはない。。。
「Xcodeでarchiveを作成してもバージョンが変わっていない!!!」と言う感じです。。
iOSの場合
flutter pub get
flutter build ios
iosフォルダ内のRunner.xcworkspace
からXcodeを開き
Distribution Appボタンからarchiveを作成して送信
Androidの場合
flutter clean
flutter build appbundle
build/app/outputs/bundle/release/
の場所にaabファイルが出力されます
もしKeystoreファイルが見つからないエラーが出た場合は、key.properties
ファイルをandroid
ディレクトリ配下に作成していない可能性があります。
storePassword=your_password
keyPassword=your_password
keyAlias=key0
storeFile=./keystore