はじめに
この課題は全10問中5問目の課題です。
着任時に取り組むことができるExcel VBA初学者向けの課題を作成しました。
今回の課題では、ループ処理を使用して複数のセルに連番を入力するマクロを作成していただきます。ループ処理の基本を学び、複数のセルに対して操作を行う方法を学んでいただければと思います。
目次
目的
ループ処理の基本を学び、複数のセルに対して操作を行う方法を習得することを目的としています。この課題を通じて、範囲内の複数のセルに連番を入力する方法を実践的に学びます。
前提
この記事の内容を理解するためには、以下の参考記事を先に読むことをおすすめします。
VBAの基礎を理解して課題に取り組んでください。
課題内容
シートのA1からA10までのセルに1から10までの数字を順番に入力するマクロを作成してください。
実装手順
1. 標準モジュールを追加する
標準モジュールは、複数のシートやブック全体で使用できるマクロを格納するための場所です。VBAエディタで新しい標準モジュールを追加します。
2. マクロのコードを記述する
- ExcelのVBAエディタを開いてください (
Alt + F11
) - 「挿入」→「標準モジュール」を選択し、以下のコードを入力します
※課題内容に取り組み、プログラムを開発した後に確認してください
Sub FillNumbers()
Dim count As Long
' A1からA10までのセルに1から10までの数字を入力する
For count = 1 To 10
Range("A" & count).Value = i
Next count
End Sub
このコードは、ループ処理を使ってシートのA1からA10までのセルに1から10までの連番を順番に入力するマクロです。コードを入力した後、F5
キーを押すか、VBAエディタの「実行」ボタンをクリックしてマクロを実行します。
まとめ
今回の課題では、ループ処理を使用して範囲内のセルに連番を入力する基本的なマクロを実装しました。これにより、複数のセルに対して繰り返し操作を行う方法を学ぶことができます。今後は、この基本を応用して、さらに複雑な範囲操作に挑戦してみてください。