夏休み明け、学校に行かない問題が勃発中。
早いもので9月。あっという間の夏休みが終わり、小学校の2学期がスタートしました。
親は毎日のお弁当づくりから解放されて、ホッと一息・・・と言いたいところですが、わが家の小学3年生の息子、学校への登校しぶりが始まりました😭
過去最多?!世の中の不登校問題
最近ニュースで見かけることも多くなってきた、不登校問題。
子どもの不登校児童生徒数は、なんと右肩あがりで増加しているようです。
統計資料:
文部科学省における不登校児童生徒への支援施策
わが家では、小学2年生の1学期から始まった登校しぶり。
学校に行ってしまえば普段どおりに過ごせているようですが、朝になると無気力になり、突発的に休んでしまうことが多々ありました。(親もつらいし悩む・・)
一方で、本人は行きたい気持ちがあり、ここ最近は親が学校に送迎すれば登校できることも多く、(わが家の息子の場合は)学校に行こう!と思えるきっかけが必要なようです。
ご家庭やお子さんによって理由は様々だと思いますが、きっと同じような悩みを持つ方も多いはず。これはなんとかしなければ・・・🤔
Webアプリ版ルーレットを作ってみた
子どもが夏休みの自由研究で、おみくじルーレットを作って楽しそうに遊んでいる姿を見て、思いついたものがこちら。
その名も、「学校いけたよルーレット」です。
ルーレットの遊び方
①子どもが学校から帰宅したらWebアプリを起動し、1日1回ルーレットにチャレンジ
②ルーレット画面でスタートボタンを押すと、ランダムでマスに停止
③止まったマスに応じて、特典をゲット!
ルーレットのマスの中身は、息子本人と一緒に考えました。
わが家のルーレット内容はこちら(折りたたみ)
2.シール1枚 (ポケモンシール1枚を好きなところに貼ってOK)
3.おてつだいポイント+2pt
4.おかず2品リクエスト(食べたいおかずをリクエストできる)
5.おてつだいポイント+1pt
6.シール1枚
7.おかず1品リクエスト
8.Wチャンス
中身は、コード(html)を書き換えるだけで、更新が可能です。
家庭内のルールに応じて、飽きがこないよう定期的に見直すとより楽しめそうです!
<補足>
ルーレットの"Wチャンス"というマスは、息子本人が考えたアイデアです!
ここに止まると大当たりで、さらに"特別なルーレット"に挑戦できる仕様があると嬉しいのだそう。
※ただし、現在のところ"特別なルーレット(アプリ版)"は未実装です
プロトタイプの制作秘話
ここまでの制作時間は、約2時間です。
ルーレット機能は、CodePenでサンプルを探し、ありものを活用させていただきました。参考にさせていただいたソースコードは以下のとおりです。(製作者の方、本当にありがとうございます!)
実際の作成手順は、以下のとおりです。
①CodePenでルーレットのサンプルを探す
②VisualStudioCodeで、ソースコードを自分なりにアレンジする
③生成AI(ChatGPT)をとにかくフル活用する
④Netlifyにデプロイする
非エンジニアのため、ソースコードの改良には苦戦しましたが・・・ChatGPTをフル活用しながら、なんとか短時間でのプロトタイプ制作を実現できました。
(プロンプト例)
- タイトルページをつけて、画面遷移するようにしたい!
- 小学生が思わず押したくなるようなボタンデザインを提案して!
- 非エンジニアにもコードのどこを変えればよいかが分かるように!
など、コードをアレンジするところは、ChatGPTにかなり助けてもらいました。
おまけ:アプリ自動起動(ショートカットアプリ)
帰宅後、習慣化するまではアプリを開くのが面倒になりそうだったので、iOSの標準搭載アプリ(ショートカットアプリ)に頼ることにしました。
子どもがいつも使っているiPadのショートカットアプリで、以下(画像イメージ)のとおり設定し、帰宅時間に合わせて、自動的にアプリが起動するように設定しています。
アプリを活用してみたら・・・
実際にアプリを稼働させてから迎えた登校初日。
帰宅直後にさっそく「ルーレットできる?」と尋ねてきて、楽しみな様子でした。そして、ルーレットの結果は、まさかの「Wチャンス」!
特別なルーレット作ってないの?!と言われてしまい、焦る母・・・🤣
せっかくフィードバックを貰えたので、今後もさらなる改良&バージョンアップしていきたいと思います!
このアプリを使用することで、不登校が必ず解消されることを保証するものではありませんので、ご了承ください。