はじめに
ソフトウェアの動作状況を説明するために、コンピュータの画面のスクリーンショットや動画を撮影したいことはよくあります。Macでは、「Command + Shift + 5」でスクリーンショットが撮影できることが広く知られています。しかし、特定のWindowを指定して、動画のキャプチャ・レコーディングすることはできません。
QuickRecorder
GitHubを検索していたところ、こちらのツールが2024年11月21日時点で☆4.4kと普及していそうだったので使ってみました。
Homebrewでインストールできますが、
brew install lihaoyun6/tap/quickrecorder
野良のアプリなので、右クリックから起動して、かつシステム設定から、プライバシーとセキュリティのタブを開き、アプリを許可する必要がありました。
画質や、カーソルの表示非表示、音声のオンオフ等を設定します。Macのウィンドウは角丸なので、四隅に背景が表示されますが、そこも単色にするかバックグラウンドを使うかなどを選ぶことができます。キャプチャするウィンドウを選択し、スタートします。撮影のストップはメニューバーから行います。撮影が終了すると、デスクトップに mp4 形式のファイルが作成されます。
おまけ GIFアニメへの変換
撮影し終わったら、ffmpegコマンドで gif アニメなどに変換すると、掲示板などに貼り付けやすくなり、報告がはかどります。-loop 0
をつけると、繰り返し再生するgifアニメになります。
ffmpeg -i record.mp4 -loop 0 record.gif
QuickRecorderに関する記事が少ないのでメモしました。
この記事は以上です。