はじめに
あー、やっぱり今日も誰もCrystalのアドベントカレンダーを投稿しないじゃないですか。
こうなったら少し薄いネタでも投稿しなければなりません。
Crsytalのマスコットキャラクター
Crystalでは今年「Crys」という名前のカラスのキャラクターが誕生しました。知っていましたか?
(これ、クリスで読み方あってるのかな・・・
背景
Crystalはオープンソースのプログラミング言語ではありますが、RubyやPythonのようなコミュニティが主導するタイプのプログラミング言語とは違い、Manasというアルゼンチンの民間企業が明確な母体として存在します。
このように民間企業が母体となるメリットは、創始者の個人的な努力に依存せずに組織的にプロジェクトが維持されることが期待できる点ですが、デメリットとしてライセンスの窮屈さが見られることがあります。
ロゴのライセンスは、母体が民間企業であるかどうかで「緩さ」にかなりの差が出る部分です。
PythonやRubyがロゴを変形させて新たなロゴを作ってTシャツなどに利用することに対して寛容です。しかしCrystalはそうでもありません。Crystalに限らずMicrosoft、Apple、Googleなどの民間企業が母体となっているプログラミングのロゴのライセンスはかなり厳しく制約される傾向があります。これは、ユーザーがプログラミング言語に愛着を持ったり、コミュニティを育てる上では望ましくない場合があります。
それに対してGoogleが考え出した対処方がマスコットを活用することでした。Go言語では、コミュティがいじることができる存在としてGopherくんが用意されています。
Crys(クリスで読み方あってるのかな・・・)もそのような目的で設置されたと思いますが、個人的には、ちょっとデザインが固い気がしますね。ライセンスはまだ発表されていませんが、コミュニティの利用に関しては寛容なライセンスになる思われ、これから使用例が生まれてくるものだと思います。
この記事は以上です。
参考文献: