##経緯
機種変更したあとに古いほうのiPhone4Sを売ろうと思っていたら、なんとなく時間がたってしまった。いまさら売るのもめんどくさいし何かに有効活用したいので、セールのときに買っていたPythonistaをインストールしたらいろいろやれると思った。思ったので調べました。
##Pythonista
iPhoneやiPadでpythonスクリプト(Pythonista1.5ではpython2.7系)を実行できるPythonistaというアプリがあっていろいろできてたのしいです。有料です。いまは700円でした。
日本語で紹介しているサイト
http://hitoriblog.com/?p=20698
http://kainokikaede.hatenablog.com/entry/2014/01/30/214921
##Pythonistaに含まれていないモジュールをいれる
Pythonistaには標準モジュール以外にPythonista用のモジュールが最初から含まれています。そこにないモジュールは自分でいれる必要があります。Twitterのことをいろいろしたかったのでtweepyをいれます。たぶんpython-twitterでもいい。
Pythonista1.4まではiPhoneのOpen in(Pythonistaで開く)を使ってDropboxのアプリからPythonistaにファイルをもってこれたのですが、なんだかんだあって1.5ではできなくなったようです。
ほかにもpipistaとかいろいろ方法はあるようですが、てっとりばやくiFunBoxを使ってiPhoneの中を覗き、Pythonista.appの中のDocumentの中のsite-packagesに直接tweepyフォルダをコピーしました。それだけでは動かなかったのでrequests-oauthlibとoauthlibもいれました。import tweepy できました。
##定期実行
PythonistaはURLスキームでスクリプトや引数を指定して起動できるので、iPhoneのほかのランチャーアプリから定期実行みたいなことができるかなと思ったけど、そういうアプリが見つからないのでそういうことはできないのかな。よくわからなかった。なので、定期実行したいときはPythonistaでずっとループさせたり、schedみたいなやつを使うのがいいかもしれない。その場合、Pythonistaがバックグラウンドで止まらないか気になったので
import time
while True:
print time.time()
time.sleep(1)
を実行してロックしてまた開いたらちゃんと動き続けていたので、なんとなく大丈夫そうだなと思いました。Pythonistaでは同時に2つのスクリプトを実行できたりはしないようです。
##おわりに
iPhoneとPythonistaでTwiiter Botみたいなものがつくれるかもしれないなあということを確認しました。連続稼働させたときどうなるかは試していません。いまは無料のPaaSとかもあるので、わざわざこういうことをやるのはぜんぜん実用的ではないですが、自分は調べていてたのしかったのでよかったです。