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Treasure DataのLINE Messagingコネクターを使ってオーディエンス作成してみる

Last updated at Posted at 2022-12-23

はじめに

こんにちは!今日はクリスマス・イブですでね!:christmas_tree:
ただ、残念ながら私は特に予定ないです(泣)

さて、この記事はミロゴス Advent Calendar 2022 24日目の記事になります。

やりたいこと

  • Tresure Data (TD) にLINE Messaging APIコネクターが作成されたということで、試してみる
    • コネクターを利用することで、TDからLINE公式アカウントに対して直接UIDオーディエンスを登録できる
  • 参考ドキュメント

コネクターの作成

  • TDコンソール上のカタログ一覧から「LINE Messaging」を選択
    image.png

  • Authentivation Methodで「Channel Access Token」(ロングターム)か「Short Lived Token」のいずれかを選択

    • 「Channel Access Token」を選択した場合、オーディエンスを登録する対象LINEアカウントのChannel Access Token(ロングターム)を入力
      image.png

    • 「Short Lived Token」を選択した場合、対象LINEアカウントのChanel IdとChannel Secretを入力(そうするとTD側で自動でShort Lived Tokenを発行してくれる模様)
      image.png

  • 最後にコネクター名を指定し、作成完了
    image.png

コネクターを使ってLINE公式アカウントにUIDオーディエンスをアップロード

  • オーディエンス登録UIDを抽出するクエリを記述

    • カラム名を「id」としないとクエリ実行中にエラーになるので指定する
    • オーディエンス登録の際、TD側ではデータのバリデーションチェックは行わない。Nullか空文字のみフィルタリングする仕様
      image.png
  • 画面右上の「Exprort Results」にチェックを入れ、先程作成したコネクターを指定
    image.png
    image.png

  • 次画面のエクスポート設定で新規オーディエンスを作成するか、既存のオーディエンスを更新するかを選択できる

    • 新規で作成する場合は、オーディエンス名を指定
    • 既存のオーディエンスを更新する場合は、既存のオーディエンスIDを指定
    • UIDではなくモバイル広告IDでオーディエンス登録する際は「Is IFAs Audience?」にチェックを入れる( IFA=モバイル広告ID ※別途申請が必要)
      image.png
  • クエリを実行
    image.png

  • クエリ実行後、Official Account Manager(OAM)のオーディエンス一覧を確認すると、TDから出力されたオーディエンスが登録されている

    • OAM上の件数はターゲットリーチベースの件数(ブロックユーザーなどを除いた実際に配信が届く件数)になっている
      image.png

※TD Workflowを使ってもオーディエンスの登録・更新は可能

この機能を利用できそうなケース

  • TD内にあるUIDデータを基にナローキャスト配信をする際
    • ナローキャスト配信では宛先としてオーディエンスを指定する
  • TD内のUIDデータを基にOAMでオーディエンス配信 / ステップ配信をする際
    • 手動でUIDリストをOAMにアップロードしなくてもTDから直接UIDオーディエンス登録することが可能
  • 配信リストのターゲットリーチベースの件数を知りたい時
    • TDから直接オーディエンスを登録することでOAM上でそのオーディエンスのターゲットリーチ数を把握することが可能

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました!
この記事が少しでも多くの方のお役に立てれば幸いです。

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