Hyper-Vを使ってWindowsを構築する方法を紹介します。
本記事で紹介する内容
Windows の構築
内部ネットワーク
Windows バックアップの取得と復元
Windows の構築
Win11 の入手
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
Win11_25H2_Japanese_x64_v2.iso を入手します。
探せば Windows Server 2025 や Windwos IoT なども見つかると思います。テスト目的で数日程度あれば使用できます。
Hyper-V を起動して 新規 → 仮想マシン を選びます。
POINT
フォルダを変えたいときはここで指定します。
例
名前:Win11
場所:C:\Hyper-V\Disk
名前は自動で付いて C:\Hyper-V\Disk\Win11\Win11.vhdx になります。
世代の指定
・第2世代を選択します。
メモリの割り当て
・メモリを設定します。4096 or 8192
ネットワークの構成
・とりあえず接続しないを選択
仮想ハードディスクの接続
・可変なので構築後は 20GB 程度です。
インストールオプション
・先ほどの Win11 の iso を選択します。
仮想マシンの起動
仮想マシンを起動します。
press any key で何かキーを押します。
キーを押さないと「Virual Machine Boot Summary」という白い画面になります。
プロダクトキーの入力
・テスト目的なのでプロダクトキーは無視します。
イメージの選択
・Windows 11 pro
このPCは現在 Windows 11 のシステム要件を満たしていません
POINT
この画面が出たときは次の「セキュリティ」「セキュアブート」を確認してください。
「設定」「セキュリティ」「セキュアブート」で Windows は有効にしてください。OS が Linux のときは無効にします。
ライセンス
・ライセンス同意
国または地域
・日本
「インターネットに接続していません」が表示されない場合
「インターネットに接続していません」が表示されず、次へ進めない場合は次の説明へ。
POINT
この画面のまま [Shift]+[F10] を押し コマンドプロンプトを起動します。
OOBE\BYPASSNRO と入力し実行してください (自動的に再起動します)
インストールが成功しました。
内部ネットワーク
ホストPCとゲストPCは通信できるが、ゲストPCが外部ネットワークにはつながらないようにする方法です。
Hyper-V は Default Switch というものが初めからあります。ゲストPCに Default Switch を選択するとインターネットに接続することができます。しかし会社等では社内規定で無許可のPCがネットにつながるとまずい場合があります。
仮想スイッチマネージャー
「仮想スイッチマネージャー」を作成します。
内部ネットワークを選びます。ここでは名前を内部と名付けました。
コントロールパネル → ネットワークとインターネット → ネットワーク接続 で
アダプターに vEthernet(内部)というものが追加されています。
ホストPCのvEthernet(内部)のIPアドレスを 192.168.1.1 ゲストを 192.168.1.2 などにすると接続できるようになります。
Windows バックアップの取得と復元
Windows バックアップを Hyper-V へ復元する方法を紹介します。現地の環境を取得して持ち帰り社内の Hyper-V で再現することが可能です。
取得
コントロールパネル → システムとセキュリティ → Windows ツール → 「Windows Server バックアップ」
右側の「単発バックアップ」を選びます。
別のオプション → カスタム → 「項目の追加」
OSのあるCドライブのみ選択します。
- ベアメタル回復
- システム状態
- EFIシステム
- ディスクに文字がありません
- ローカルC
- ローカルD
バックアップ先
・Dドライブを選択
バックアップ結果
Folder
WindowsImageBackup
SERVER
Backup 2026-06-06
Catalog
Logs
POINT
IOSファイルではなく WindowsImageBackup というフォルダになります。
復元
ホスト=PCのOS
ゲスト=Hyper-V上の仮想OS
共有
ホストでOSバックアップ (WindowsImageBackup) を共有します。
共有の直下が WindowsImageBackup になります。
ここでは共有名を share と名付けました。
¥share
WindowsImageBackup
SERVER
IPの確認
Default Switch のIPを確認します。
例 172.27.32.1
復元する仮想OSを起動
既に構築済のWindowsを用意します。
Hyper-V の設定で DVD に Win2022.iso などを選択。
起動時に F11 を押します。
青い画面が出るので 回復 → トラブルシューティング → イメージで回復。
システムイメージバックアップの選択
詳細設定 →「ネットワークに接続しています」
POINT
ネットワークに接続していますが3分続くとき
Hyper-Vのネットを Default Switch にします。
ホストPCのOSバックアップを選択します。
ネットワークフォルダー ¥¥172.27.32.1¥share
ホスト側の共有権限のあるユーザー ¥¥172.27.32.1¥User
ホスト側の共有権限のあるパスワード Password
POINT
ユーザー名の前の「マシン名¥」を付けてください。
今回はHyper-Vですが、実機の場合はUSBメモリに WindowsImageBackup をコピーして指定してください。
あとがき
現役でWindowsサーバーが導入されており復元することになりました。昔に比べてノートPCで動作しますし便利になりました。
お客様環境もクラウドに行きたいのは山々なのでしょうが現場の環境も急には変更できません。あきらめて延命の道を辿ることになりそうです。