【まとめ】スクラム開発の役割、会議、成果物

概要

こちらの記事はスクラム開発についての記事です。
スクラム開発は独自の用語が山ほどあり、その用語が初めて参画する人にとって混乱のもとになっているように思われます。
したがって、本文はスクラム開発の基本要素、役割、会議、成果物について、それぞれを表にしました。そのことによって、少しでもその混乱を軽減できたらと思っております。ぜひ、こちらの記事をお気に入りやら、ストックしていただき、混乱した際にはみていただけると嬉しいです。

役割

役割	簡単な説明
プロダクトオーナー	開発チームから生み出されるプロダクトの価値の最大化に責任を持つ
開発チーム	各スプリントの終了時にリリース判断可能な「完成」したプロダクトインクリメントを届ける
スクラムマスター	スクラムの理論・プラクティス・ルール・価値基準を全員に理解してもらえるように支援する

会議

会議	簡単な説明
スプリント計画ミーティング	スプリントの作業はスプリントプランニングで計画する。これはスクラムチームの共同作業である
デイリースクラム	開発チームのための 15 分間のタイムボックスのイベントである。スプリントでは、毎日デイリースクラムを開催する。開発チームは、次の 24 時間の作業を計画する
スプリントレビュー	スプリントの終了時にインクリメントの検査と、必要であればプロダクトバックログの適応を行うものである
スプリントレトロスペクティブ	スクラムチームの検査と次のスプリントの改善計画を作成する機会である

成果物

成果物	作成責任者	簡単な説明
プロダクトバックログ	プロダクトオーナー	プロダクトに必要だと把握しているものをすべて順番に並べた一覧表
スプリントバックログ	プロダクトオーナー・開発チーム	スプリントで選択したプロダクトバックログアイテムと、それらのアイテムをプロダクトインクリメントにして届け、スプリントゴールを達成するための計画を合わせたもの
インクリメント	開発チーム	これまでのインクリメントの価値と今回のスプリントで完成したプロダクトバックログアイテムを合わせたもの

参考

SCRUM BOOT CAMP BOOK
スクラムガイド