1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

現在サポートされているFreeBSD一覧

Last updated at Posted at 2024-05-02

FreeBSDで現在サポートされているものをまとめておくとちょっと便利かな、と思って。

14系統

14.2 (2024/12/3)

FreeBSD 14.2-RELEASEリリースノート

  • OCI コンテナ・イメージが利用可能になりました。
  • インストーラが、FreeBSD ベースシステムをインストールした後に必要なファームウェアパッケージのダウンロードとインストールをサポートしました。
  • OpenZFS がバージョン 2.2.6 にアップグレードされました。
  • OpenSSL がバージョン 3.0.15 にアップグレードされました。

サポート終了予定: 2025/9/30

14.1 (2024/6/4)

FreeBSD 14.1-RELEASEリリースノート

  • C ライブラリに amd64 での文字列とメモリ操作の SIMD 実装が追加され、パフォーマンスが向上しました。
  • デバイスのホットプラグを含むサウンドサブシステムの改善。
  • OpenStack と多くのホストに対応するネイティブのクラウドイニット(設定ドライブ)の初期サポート。
  • OpenZFS がバージョン 2.2.4 にアップグレードされました。
  • Clang/LLVM がバージョン 18.1.5 にアップグレードされました。
  • OpenSSH がバージョン 9.7p1 にアップグレードされました1

サポート終了予定: 2025/3/31

13系統

13.4 (2024/9/17)

FreeBSD 13.4-RELEASEリリースノート

(残念。Announcementに"Some of the highlights:"という項目がありません、、、)

サポート終了予定: 2025/6/30

サポート終了

14.0 (2023/11/20)

今(2024/10/11)みたら、EOLになってました。予定の通り、9/30でサポート終了になっていたものと思われます。

FreeBSD 14.0-RELEASEリリースノート

  • OpenSSH がバージョン 9.5p1 に更新されました1
  • OpenSSL がバージョン 3.0.12 に更新され、FreeBSD 13.2-RELEASE の OpenSSL 1.1.1t からメジャーアップグレードされました。
  • bhyve ハイパーバイザが TPM と GPU パススルーに対応しました。
  • FreeBSD は amd64 および arm64 プラットフォームで 1024 コアまでサポートします。
  • ZFS が OpenZFS リリース 2.2 にアップグレードされ、パフォーマンスが大幅に改善されました。
  • ジャーナルされたソフトアップデートで動作している UFS ファイルシステム上で バックグラウンドファイルシステムチェックを実行できるようになりました。
  • 実験的な ZFS イメージが AWS と Azure で利用できるようになりました。
  • TCPのデフォルトの輻輳制御メカニズムがCUBICになりました。
  • その他多数

サポート終了予定: 2024/9/30

13.3 (2024/3/5)

FreeBSD 13.3-RELEASEリリースノート

  • LLVM と clang コンパイラがバージョン 17.0.6 にアップデートされました。
  • OpenSSH がバージョン 9.6p1 にアップデートされました1
  • Sendmail がバージョン 8.18.1 にアップデートされました。
  • ZFS が OpenZFS 2.1.14 にアップデートされました。
  • ネイティブおよび LinuxKPI ベースの WiFi ドライバに多くの安定性修正が施されました。
  • NFS サーバーが適切に設定された vnet jail で実行できるようになりました。
  • その他多数

サポート終了予定: 2024/12/312

13.2 (2023/4/11)

https://www.freebsd.org/releases/ では現時点(2024/7/12)で"Most Recent"にも"Prior Releases – EOL"にも見当たらない3のですが、「サポート終了予定: 2024/6/30」の予定通り、サポート終了になったと判断して、こちらに移します。

FreeBSD 13.2-RELEASEリリースノート

  • OpenSSH がバージョン 9.3p1 にアップデートされました4
  • OpenSSL がバージョン 1.1.1t に更新されました。
  • bhyve ハイパーバイザーがゲストで 16 個以上の vCPU をサポートするようになりました。
  • アドレス空間レイアウトのランダム化 (ASLR) が 64 ビット実行可能ファイルに対してデフォルトで有効になりました。
  • ZFS が OpenZFS リリース 2.1.9 にアップグレードされました。
  • ジャーナルされたソフトアップデートで実行中の UFS ファイルシステムでスナップショットを取ることが可能になりました。
  • カーネルの wg(4) WireGuard ドライバが利用可能になりました。
  • カーネルの netlink(4) ネットワーク設定プロトコルが利用可能になりました。
  • その他多数

サポート終了予定: 2024/6/30

おことわり

上記の箇条書きの項目は各リリースのAnnouncementから持ってきています。

この文章の内容は、筆者が所属している会社・団体とは一切関わりがありません。いわゆる「自主的な研究の成果の発表」というものです。

  1. ということで残念ながらregreSSHion(CVE-2024-6387)の影響を喰らってしまっています。詳細は https://www.freebsd.org/security/advisories/FreeBSD-SA-24:04.openssh.asc を見てください。 2 3

  2. 今(2025/1/8)みたら、EOLになってました。って、これはちょっと勇足だったかもしれません。前後して「FreeBSD 13.3 end-of-life」と言うメールが届いていました。

  3. 今(2024/9/9)みたら、EOLになってました。

  4. ということで残念ながら、これもregreSSHionの影響を喰らってしまっています。regreSSHionが見つかったのはサポート期限が切れた後だったのですが、サポート期限切れ直後だったこともあり、こちらも対応することにしたようです。詳細は https://www.freebsd.org/security/advisories/FreeBSD-SA-24:04.openssh.asc を見てください。

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?