Deiban Wheezy(x86またはamd64)で Go を使おうと思ったら標準とパッケージ golang を入れることになるが、これは go 1.0になってしまう。Debian testingとかだと1.2があるんだけど。
これは古すぎて困るなーと思ったら In-flight deb packages of Go で godeb というものが公開されていた。
32bitなら上記エントリ本文中にある x86 32-bit binary のリンクにあるファイルを、64bitなら x86 64-bit binary を取得して展開すると godeb というバイナリが現れる。
godeb は、自動的に golang の公式リポジトリの配布tarballを取得して go という名前の deb にしてさらにインストールしてくれる。しかもその取得するリポジトリは各種バージョンが選べるっていう。
まず入れる前に、 Debianで配布されているほうの golang が衝突するので削除する。
apt-get --auto-remove remove golang
godeb でどんなことができるか見る。
./godeb
Usage: godeb <command> [<options> ...]
Available commands:
list
install [<version>]
download [<version>]
remove
インストール出来るバージョン一覧を見る。
./godeb list
1.2.1
1.2
1.2rc5
1.2rc4
1.2rc3
1.2rc2
1.2rc1
1.1.2
1.1.1
1.1
1.1rc3
1.1rc2
1.1rc1
1.1beta2
1.1beta1
1.0.3
1.0.2
1.0.1
一杯あるね。では go 1.2 を入れよう。
sudo ./godeb install 1.2
processing https://go.googlecode.com/files/go1.2.linux-amd64.tar.gz
package go_1.2-godeb1_amd64.deb ready
(データベースを読み込んでいます ... 現在 145776 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
(go_1.2-godeb1_amd64.deb から) go を展開しています...
go (1.2-godeb1) を設定しています ...
どれどれ...
go version
go version go1.2 linux/amd64
やったね!