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Bluetooth Low EnergyAdvent Calendar 2014

Day 13

【目的別】おすすめBLE開発環境まとめ(1/2)

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koichi222です。元々はwebエンジニアでしたが、ここしばらくは
BLE技術を使用したデバイスの開発を行っております。

最近ibeacon関連の商品をはじめ、Ring、MoffなどBLEを使用した製品の開発が盛んになっていますが、興味をもった方がいざ開発を始めたいとなった時にどの開発環境で始めるべきかが迷い易い部分かと思います。そこで、今回は筆者おすすめの開発環境を目的別に紹介します。

目的1:趣味の電子工作/プロトタイピング

対象とする人

  • 最近BLEが流行っているので、ちょっと触ってみたい
  • 自分の家で使うちょっとした便利グッズを作ってみたい
  • おもしろいアイディアを思いついたのでとりあえず動くプロトタイプを作りたい

まとめ

  • プログラム未経験者や初心者
  • → konashiがおすすめです。
  • Arudinoの経験があったり、デバイス側で少し複雑な処理が必要な場合
  • → Brend Micro(arudino)がおすすめです。
  • Linuxに慣れている人、またはBLEに加えてwifiも対応させたい場合
  • → Intel Edisonがおすすめです。

konashi (http://konashi.ux-xu.com/)

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プログラム未経験者や初心者に最もおすすめなのがkonashiです。
通常はBLEデバイスを開発したいときには、

  • BLEデバイス側のファームウェア
  • BLEデバイスを操作するアプリ
    の両方で開発が必要になりますが、konashiは専用のsdkが用意されているため、BLEデバイス側の開発は必要ありません。sdkはobjective-cに加えjavascriptも対応しており、プログラミング的な意味でも敷居が低いです。日本語のドキュメント、ネット上の情報が多いなども良い点かと思います。ネックは、少々値が貼ること(約1万円)と、ファームの書き換えができないゆえsdkで定義された操作以外はできないことでしょうか。

Brend Micro(http://redbearlab.com/blendmicro/)

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Arduino開発経験がありそこに抵抗のない方、デバイス側で少し複雑な処理が必要な場合は
Brend Microがおすすめです。端的にいうと、BLEシールド一体型のArudinoなのですが、
一体型のため小型なのが特徴です。自分でArduinoとBLEシールドを組み合わせるのもそこそこ手間がかかるため、さくっと開発したい場合にはおすすめです。Arudino互換ですのでArudino IDEでの開発が可能ですし、対応する拡張デバイスが多いのが良い点かと思います。

Intel Edison

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Linuxに慣れている方、BLEに加えWifiに対応させたい方にはIntel Edisonがおすすめです。
Edisonは、マイコンというよりも小さなPCと考えていただくのがわかりやすいかと思います。
似たコンセプトとしてRassbery Piがありますが、比較して

  • wifi, bluetoothに対応している
  • 小さい
  • 低消費電力
  • リチウムポリマー電池での駆動が可能
  • IoT Analyticsなど、クラウドと連携したい用途向けの環境が整っている
    などが優れており、IoT製品の試作には向いているかと思います。

Sony Mesh(未発売)

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まだ市販されていないのでおすすめには挙げなかったのですが、個人的に注目しているのはsonyのmeshです。センサー付きの電子ブロックを組み合わせて制御できるというもので、UIでプログラミングできる専用ソフトなども用意されており、日常のハック/DIYにはもってこいではないでしょうか。発売が楽しみですね!
参考url: http://ignite.jp/2014/06/10/post-3335/

おわりに

いかがでしたでしょうか?次エントリでは、ひきつづき製品化を見据えた試作の目的の場合でのおすすめ開発環境を紹介させていただきます。

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