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S3+CloudFrontで静的サイトを配信する

Last updated at Posted at 2018-06-04

S3を静的サイトとして配信したい

AWSで簡単なペラページとかをサクッと公開したいときとかの手順です。

公式の通りにやればいいんですが、HTTP Onlyらしいです。

静的ウェブサイトホスティング用に S3 バケットを設定する方法

なので、S3のウェブサイトホスティングは使わずにS3+CloudFrontで設定してみます。

S3作成

バケットを作成

設定はデフォルトで大丈夫です。
index.htmlでも入れておきましょう。

CloudFront作成

Distribute作成

Distributionを作成します。

Origin Settings

OriginにS3を設定

Origin DOmain Nameに先程作成したバケットを指定します。
ボックスにフォーカスするとリストで出てきますのでそのまま選んで大丈夫です。
<BucketName>.s3.amazonaws.comとなります。
Origin IDは自動で入力されるのでそのままで。

Restrict Bucket Accessを設定

Yesを選択することで、CloudFrontからのアクセスを許可できます。

Origin Access Identity

Create a New Identityで専用のIAMが作られます。
なお、ひとつ作ればそれを使い回すことも可能です。

Comment

access-identity-s3-accessとしました。

Grant Read Permissions on Bucket

Yesにすると、S3のバケットポリシーに自動で書き込まれます。

ということで、Origin Settingsはこんな感じになりました。

Screen Shot 2018-11-01 at 20.09.17.png

Default Cache Behavior Settings

Viewer Protocol Policy

Redirect HTTP to HTTPSを選択すればHTTPSにリダイレクトするようになります。

Screen Shot 2018-11-01 at 20.13.44.png

Compress Objects Automatically

Compress Objects AutomaticallyをYesにすることで、gzip圧縮をかけられます。

Screen Shot 2018-06-03 at 23.15.54.png

Distribution Settings

Default Root Object

Default Root Objectindex.htmlを指定するとドメインのみのアクセスでindex.htmlが表示されるようになります。

Screen Shot 2018-06-03 at 22.30.34.png

保存

保存して15分ぐらい待つとデプロイが完了して、CloudFrontのドメインにアクセス可能になります。

その他

404ページ

存在しないページを表示するとS3のエラーレスポンスがXMLで表示されてしまいます。

Screen Shot 2018-11-01 at 21.01.58.png

こちらはCloudFrontのError Pages設定で変更可能です。
エラーレスポンスが403となってますので、404に書き換えてあげます。

Screen Shot 2018-11-01 at 21.04.18.png

なお、S3から403じゃなくて404で返してほしい場合はS3のバケットポリシーにs3:ListBucketのActionを追加すれば404になります。

SPA

SPAをルーティングで動かすにはちょっとした設定が必要です。

Screen Shot 2018-11-13 at 18.36.06.png

/fooでアクセスした場合、ファイルがないため403が返されますが、そこをindex.htmlを返すように変えてあげればオッケーです。

CORS

CORSを有効にするには、S3とCloudFrontの設定が必要となります。

S3

アクセス権限 -> CORSの設定に下記を適応します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<CORSConfiguration xmlns="http://s3.amazonaws.com/doc/2006-03-01/">
<CORSRule>
    <AllowedOrigin>*</AllowedOrigin>
    <AllowedMethod>GET</AllowedMethod>
</CORSRule>
</CORSConfiguration>
CloudFront

Behaivorの設定でWhitelist Headersに下記を設定します。

Screen Shot 2018-11-13 at 18.40.50.png
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