#AWS Ground Stationを調べてみる経緯
AWSマネジメントコンソールを触っている際、サービス一覧に「衛星」のカテゴリが気になったのでちょっと調べてみることにしました。
#AWS Ground Stationってなにもの
###ざっくり説明
・人工衛星が取得したデータをAWSに送ることが出来るサービスのようです。
・地上に自前でアンテナを用意する必要は無くAWSが設置したGround Station(地上にあるアンテナ)で人工衛星からデータを受信することが出来るようです。
・人工衛星との通信時間をスケジューリングして使用するようです。
・人工衛星から送られてきたデータはEBS、EFS、S3に保存することが出来るようです。
・現在使用できるアンテナは、「米国東部 (オハイオ)」「米国西部 (オレゴン)」「中東 (バーレーン)」「欧州 (ストックホルム)」「アジアパシフィック (シドニー)」「欧州 (アイルランド)」の6つ
AWS公式サイトの概要説明
#どんなことに使用するの?
###・自然災害
自然災害発生中、ダウンリンクされた映像データを迅速に分析して、生存者の割り出し、構造画像の査定、およびこのデータを迅速に第一に応答した人および救助隊にストリーミングできます。分析およびマシンラーニングをこのデータに適用して、最も安全な避難路および一時的避難のための最良の場所、および非常薬施設を割り出すことができます。
###・正確な天気予報
AWS クラウドを使用することにより、世界中からダウンリンクされた天気データを分析して、より正確に天気パターンを予測できます。これは船舶、飛行機、トラックおよび人が所在する地区の荒れ模様の天気に対する認識を高め、効率的に危険な状況を避けるのに役立ちます。
###・ビジネストレンド査定
駐車場、物流センター、小売店などの様々な商業施設のレーダー衛星映像を使用して、たとえ暗闇や曇りの天気でも、自動的に車両、交通および利用客の流れのパターンを計測します。これを他の分析や機械学習などの AWS のサービスと、日時および天気の条件とともに組み合わせて、ビジネスおよび経営のトレンドをリアルタイムで査定することができます。これらの識見は、世界中至るところにいる関連ビジネス分析者および意思決定者にすばやく流れます。
引用元
#感想
AWSのサービスに人工衛星と通信するサービスがあったのは驚きですね。
AWS Ground Stationはアンテナは用意してくれますが人工衛星は自分で飛ばさないといけないので個人使用は難しそう...
(人工衛星との通信は男心くすぐられるロマンあふれるサービス)
いつか仕事で関わってみたいと思いました。