2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

VSCodeでGitHub Copilot Chatを利用できない

Last updated at Posted at 2024-02-24

はじめに

VSCodeで利用可能なAIアシスタント「GitHub Copilot」は、開発者の作業を効率化する強力なツールです。
「GitHub Copilot」は2022年6月から個人向けサブスクリプションが開始され、私も2022年8月から契約して日々活用しています。
GitHub Copilot の概要
2023年12月には、自然言語を使って、コードの生成、脆弱性の検出、単体テストの作成などを依頼できる「GitHub Copilot Chat」も一般提供が開始され、開発者がより簡単かつ迅速にコードを書くことができるようになっています。
GitHub Copilot Chat について

ここでは、VSCodeで「GitHub Copilot」や「GitHub Copilot Chat」を活用する人が増えている一方で、上手く使えなかった事例と解決策を紹介していきます。

Visual Studio Codeで「GitHub Copilot Chat」が有効にならない

私はIndividualsプランで「GitHub Copilot」を利用しています。
GitHub Copilot Individual サブスクリプションを持つすべてのユーザーは、VSCode および Visual Studio の GitHub Copilot Chat にアクセスできます。と公式で案内されていますので、VSCodeで以下2つの拡張機能をインストールすると良いです。

  • GitHub Copilot
  • GitHub Copilot Chat

拡張機能をインストールして、Individualsプランを契約しているGitHubアカウントでログインすると、ChatタブでGitHub Copilot Chat が使えるはず・・・なのですが、使えませんでした。
状況としては、「Get started withGitHub Copilot」というテキストの下に、「Start 30-day Free Trial」というボタンが表示されていました。
image.png

指示に従って「Start 30-day Free Trial」というボタンをクリックすると、[GitHub Copilot}(https://github.com/settings/copilot)ページに遷移して、You have an active Copilot subscription.と書いているのですね。
image.png
アクティブなサブスクリプションを持っているのに、フリートライアル???はい、訳がわかりません。

原因と解決策

私の場合、VSCodeでGitHubの複数アカウントにログインしていて、片方は「GitHub Copilot」を利用できないアカウントでした。

  • アカウント1: GitHub Copilot Individual サブスクリプションありの個人アカウント
  • アカウント2: GitHub Copilot Individual サブスクリプションなしの組織アカウント

VSCodeには、ユーザーが複数のアカウントでサインインしている場合、間違った GitHub アカウントが選択される場合がある不具合があるらしく、これが原因でした。
Github Copilot拡張機能で使用されているのと同じアカウント1だけでサインインするようにすると、無事GitHub Copilot Chatを使うことができるようになりました。
image.png
やったぜ🥳

他にも、VSCodeとVSCode Insidersでアカウントを使い分けるようにするなど、解決策は色々あるようです。
根本的にGitHubとVSCodeのアカウント管理の連携がうまくいっていないらしく、今後、改善されるなど状況変わるかもしれません。

最後に

今回、vscode copilotのリポジトリで質問して、同じ悩みを持つ人がヒントをくれたり、親切な人が関連するissueを教えてくれて、解決に至りました。
AIに表題の質問を投げかけると、いくつかの表面的な回答とGitHub Copilot Chatのコミュニティに参加することで、他のユーザーと情報交換したり、問題解決のヒントを得ることができます。という提案を出力しました。
わからないときはAIに聞くだけではなく、思い切って人に聞く力や勇気も必要だなと改めて感じた次第です。

2
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?