RCSメモ

はじめに

RCSはシステムの設定ファイルなどをその場で世代管理するのに便利です。ですが、使う機会が少ないのでコマンドをすぐ忘れてしまいます。ということで最低限の使い方をメモ。

RCSでの管理をはじめる

$ ci -l filename

同じディレクトリに filename,v というRCSファイルが作成される。オプション -l を指定しないと管理対象のファイルが消去されるので注意。
初回コミット時のコメントは「このファイルの概要説明」として利用されるので、空コメントにすれなよい。

修正をコミットする

$ ci -l filename

初期登録の時とオプションは同じ。

差分を確認する

編集中のファイルと最終コミットのファイルとの差分を見る場合は、

$ rcsdiff -u filename

特定のバージョン間の差分をみる場合は、

$ rcsdiff -u -r1.1 -r1.2 filename

修正履歴を見る

$ rlog filename

特定のバージョンを取り出す

$ co -l -r1.1 filename