30代後半、未経験からIT業界のエンジニアになる物語の主人公、kobakichiです。
今回はLinuxに触れる際に知っておくと便利、かつテンションが上がるコマンドを学習したのでその振り返りです。
教えていただいたのは、先輩でもなく家族でもなく。
オンラインでLinux環境が手軽に学べてしまうと噂のEnvaderにて便利なコマンド達を教えていただきました。
ターミナルカスタマイズコースなるものがあって、そのコースには文字通りターミナルをカスタマイズする方法がたくさん隠されています。
Envaderのホームはこちら
実行環境
EnvaderではLinux環境を利用します。(debian系)
便利なコマンドその1 bat
私はこのコマンドを知った時、うわ!
めっちゃおしゃれになっていいじゃん!
単なるcat
コマンドとは大違いで、ファイルの中身見るだけでテンション上がる!!!っと感じました。
今回はEnvaderのターミナルカスタマイズコースを利用させていただきながら進めました。
batコマンドの内容
bat
コマンドですが、基本的にはcat
コマンドの親戚みたいな捉え方でしょうか。
ファイルの中身を表示させてくれるあのコマンドです。
ちょっとファイルの中身なんだったかな〜って時に使うやつ。
そのcat
コマンドに色々な味付けをされたのがbat
コマンドになります。
以下のような特徴があります。
- ファイルをシンタックスハイライトで表示
- Gitの差分や変更を表示
- ファイルの連結
- 自動ページング
- 印刷できない文字の表示
cat
と比べて結構たくさんの違いがありますね。
Unix系のディストリビューションや、Redhat系のディストリビューションもサポートしているみたいなのでmacやCentOSなんかにもインストールできますね!
batコマンドのインストール
batコマンドをインストールする
curl -LJO https://github.com/sharkdp/bat/releases/download/v0.9.0/bat_0.9.0_amd64.deb
sudo dpkg -i bat_0.9.0_amd64.deb
#curlコマンドのオプション説明
-L リダイレクトを有効にする
-J レスポンスをそのファイル名で保存する
-O URLのファイル名でダウンロードする
macへインストールするにはこちらのコマンド
brew install bat
batコマンド出力例
私のターミナルにもbat
コマンドを入れてみたので、実際に使ってみた画像を添付します。
いかがでしょうか?
cat
コマンドと同じファイルを見比べてみましょう。
もう、一目瞭然でbat
コマンドの勝ち!!!
tigコマンド
このコマンドもEnvaderをやらなければ知らずに人生を終えていたかも知れません。
解説を読んでみると、gitコマンドのTUI(Text User Interface)らしいです。
何やらgitコマンドをGUI風に表示できるとか。
ちなみにTUI(Text User Interface)とは何なのか?ですが、ターミナル上でGUIのような操作性を提供してくれるらしいです。
tig
コマンドでは、ファイルを開いて編集、コミットまで色々な事ができるので、Git管理が少し楽にできるようになる。っと言ったところでしょうか。
tigコマンドをインストール
インストールするにはこちらのコマンド
sudo apt install tig -y
macの場合はこちらのコマンド
brew install tig
バージョンが古い可能性があるらしく、最新版を使いたい場合はソースコードからビルドした方がいいらしいです。
git clone git://github.com/jonas/tig.git
これで完了。
tig
コマンドに関してはまだまだ使いこなせていないため上手く表現できませんが、きっとプロなグラマーさん達の間では重宝される事でしょう。
分かりやすい解説をされている方がいらしたので、ご紹介させていただきます。
まとめ
-
bat
コマンドはシンタックスハイライトでファイルが出力されるのでテンションが上がり、結果生産性が上がる。(はず) -
tig
コマンドはTUI(Text User Interface)で、GUI風に表示ができるので便利。
今回はオンライン学習サービスEnvaderのターミナルカスタマイズコースに取り組んでみましたが、その他にも様々なコースが用意されているので、気になる方がいらしたらコース一覧のリンクを貼っておきますので、参考になればと思います。
参考にさせていただいた記事一覧
【 cat 】コマンド――設定ファイルの内容を簡単に確認する
GitのCUI最強クライアント「tig」のインストール(Mac)
最後まで読んでいただきありがとうございました。