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AWS ロードバランサー運用のポイント

Last updated at Posted at 2019-09-29

#はじめに
AWSのロードバランサーはマネージドサービスですが、AWSに任せっきりでいいの?という方向けに
運用する際に注意すべきこと、監視すべき項目をまとめました。

#目次
1.cloudwatchで監視すべき項目
2.スパイクトラフィックがある場合の対応
3.トラブルシューティング

#1.cloudwatchで監視すべき項目
特に見るべき項目をピックアップしています。

項目 説明
HTTPCode_ELB_5XX LBが生成したHTTPステータスが5XXの数。インスタンスまで転送されずにエラーとなっているため、発生しているエラーを調査する必要があります。
SurgeQueueLength healthyなインスタンスへの転送がPending中のリクエスト数。キューの最大長は1024
SpillOverCount 前述のSurgeQueueがフルのためリクエスト転送に失敗したリクエスト数

#2.スパイクトラフィックがある場合の対応
AWSのLBはトラフィック量に合わせて徐々にスケールします。
そのため、スパイク的なトラフィックが発生した場合(目安10倍のトラフィック)エラーとなります。
対策としてAWS-Supportへ暖気申請(Pre-warming)を行います。

#3.トラブルシューティング

HTTP 503 Unavailableが発生する場合

healthyなインスタンスがあるか調査します。

HTTP 504 Gateway Timeoutが発生する場合

EC2のweb(Apache/Nginx等)でkeep-aliveを設定している場合は
LBのidle timeout > keep-aliveになっているかを確認します。

###終わりに
間違い等ありましたらご指摘のほどよろしくお願い致します。:bow:

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