はじめに
備忘録です
AWSなどのクラウドサービスについてまとめています
徐々に更新します
AWSとは
- アマゾンが提供する
クラウドサービス
クラウドサービスとは、オンプレミスと対になるものです。
オンプレミスとは、データセンターにインフラを自前で用意する運用方法です。
対してクラウドサービスは、仮想的なインフラを使いたい分だけ使用
することができます。
クラウドサービスを利用するメリットは、
サーバーの増減がしやすい
保守管理の手間が省ける
デメリットとしては、
- 使った分だけ料金が発生する従量課金型なので、
コストを試算しづらい
- サービスの数が多い上、頻繁に新しい機能が追加されるので、
ベストプラクティス選定のコスト
がかかる
AWSには200近くのサービスがあります。
また、2019年にAWSから発表された新機能追加情報は1700件以上あるそうです。
参考 : 【2020年】AWS全サービスまとめ | Developers.IO
AWSの全てのサービスを網羅するより、要件に合うサービスを選定することが大事かと思われます。
ベストプラクティスとは、求める要件を満たした上で最も効率が良い方法のことです。
ゲームで例えるなら、現環境のtier1構築といったところ。
ゲームと同じく、目的や環境によってベストプラクティスは変動します。
AWSには、SaaS
, PaaS
, IaaS
何でもあります。
ざっくり解説します。
サービス分類 | 説明 | 例 | 提供されるもの | コスト | 自由度 |
---|---|---|---|---|---|
SaaS (Software as a Service) | クラウドで提供されるソフトウェア | S3, Gmail | インフラ,OS、ミドルウェア、アプリ | 高 | 低 |
PaaS (Platform as a Service) | アプリケーションソフトが可動するためのデータベースやプログラム実行環境などのプラットフォーム | Lambda | インフラ、OS、ミドルウェア | ⇅ | ⇅ |
IaaS (Infrastructure as a Service) | 仮想サーバーやハードディスクなどのインフラ | EC2 | インフラ | 低 | 高 |
ここでいうインフラは、サーバー・ストレージ・ネットワーク
の総じて指しています。
(ここからはエアプの戯言)
クラウドサービスにはAWS以外に、GCP
(Google)、Azure
(Microsoft)などがあり、
それぞれ固有の強みを持ちます。
例えば、GCPは、Google App Engine(PaaS), Google compute Engine(IaaS)などのサービスがあります。
GCPの特徴として、急激なトラフィック増加に強い
、機械学習サービスが充実
など、大量のデータを適切に捌くのが得意というものがあります。
デメリットとしては、AWSと比べてリージョンが少ない
こと、東京リージョンが追加されたのが2016年10月と比較的新しいため日本語の文献が少ない
ことが挙げられます。
私見として、GCPのリージョンが少ないのはGoogleの怠慢ではなく、Amazonが世界中に物流拠点を置いている地の利によるものかなと思いました。
仮に物流サービスを始めたときから、クラウドサービスの覇権も狙ってたとしたら千里眼やばいですね。
クラウドサービス毎に強みがある為、AWSとGCPを併用することもあるそうです。
そうなると管理コストが増えてしまいますが、実際に併用してみたら結構良かったみたいな話もあるそうです。
複数のクラウドサービスを併用する話に関連して、
マイクロソフトはAzureというクラウドサービスを展開していますが、
Azure Arc
で、マルチクラウドプラットフォームを、2020年始め頃から普及させているそうです。
(以上エアプの戯言でした)