以下の画像のマイコンにシリアル接続しました。
Windowsの場合は、必要なドライバをインストールしたりして
TeraTermなどでシリアル接続が出来ます。
Macの場合は、
ターミナルでこの記事のコマンドを入力していけばシリアル接続できます。
環境
・Mac OSX Yosemite
・約4000円で買わされた16bitマイコン
#実際にやってみた
① Macとマイコンを繋げないで以下を実行 $ ls -l /dev/tty.*
$ ls -l /dev/tty.*
crw-rw-rw- 1 root wheel 18, 0 6 10 02:13 /dev/tty.Bluetooth-Incoming-Port
crw-rw-rw- 1 root wheel 18, 2 6 10 02:13 /dev/tty.Bluetooth-Modem
② Macとマイコンを繋げます
③ マイコン(tty デバイス)を確認します $ ls -l /dev/tty.*
$ ls -l /dev/tty.*
crw-rw-rw- 1 root wheel 18, 0 6 10 02:13 /dev/tty.Bluetooth-Incoming-Port
crw-rw-rw- 1 root wheel 18, 2 6 10 02:13 /dev/tty.Bluetooth-Modem
crw-rw-rw- 1 root wheel 18, 8 6 10 12:13 /dev/tty.usbmodem1421
④ マイコンの確認 (tty デバイスの確認)
③の操作により、/dev/tty.usbmodem1421
というのが追加されているのが確認できます。
今回接続しているこのマイコン(tty デバイス)はusbmodem1421
であることが分かりました。
⑤ cu コマンド $ cu -l /dev/tty.”ttyデバイス名”
を実行します
$ cu -l /dev/tty.usbmodem1421
Connected.
⑥ screen コマンド $ screen /dev/tty.”ttyデバイス名”
$ screen /dev/tty.usbmodem1421
上手く接続できれば、
not find cmd token
at LN# 0
OK
のようにokと表示されます(何も表示されない場合は enter(return)キー を押してみる)
もしエラーが出ていてどうしても接続できない場合は、
マイコンを疑った方がいいです。
もしかしたら静電気の影響を受けて起動しない状態になっている可能性が高いです。
僕もこのパターンで、最初何がいけなかったのか...とイライラしてしまいました。
##プログラムの実行など
loadと打って
直接BASICでプログラムを書いていきます。
最後にendと999を書いてenterを押したらrunで実行できます。
プログラムを消したい場合は
load と打って空白を入れて次の行で control+C で強制終了すればデータを消すことが出来きます。
(↑このやり方で合っているかわからないです...が消えるのでこうしてます(汗))
1回1回プログラムを削除してloadしてrunするのが最初面倒だと感じました...
あと、入力した文字をdeleteキーで消すことが出来ないため、
一度テキストエディタでプログラムを書いてからコピペしています。
⑦切断方法
control+a を押してから a だけ離して*/*を押します。
そうすると、
Really quit and kill all your windows [y/n]
とターミナルの下に表示されるので y を押して終了します。
以上【シリアル接続】Macでシリアルコンソールを利用してみた
でした。
#参考サイト
・Mac でシリアルコンソールを利用する方法
URL: http://www.maruko2.com/mw/Mac_%E3%81%A7%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%92%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95
・Mac OS X (Snow Leopard)でSerial Console (シリアルコンソール)
URL: http://www.ytsuboi.org/wp/archives/1219