はじめに
これは一人のおっちゃんの課題解決ドキュメンタリーの記録です。
記事を書いている時点で解決しておらず、いまも奮闘している最中ですが
同じような罠にはまっている方の救いになればと思い、未完成ですが投稿します。
きっかけと目的
業務の中で県別・市町村別の人口動態を活用することがあり、定期的に自動集計する仕組みを作ったら作業時間の短縮になると思いました。
最初はDify＋Makeを使って統計局のオープンデータを自動で収集・集計し、人口動態の表を自動生成することを目指しました。
最初の目標
e-Stat APIを使って人口データを取得 → Dify＋Makeで自動処理 → Googleスプレッドシートに反映 → レポート作成
chatGPT先生に、自動化のプランを相談。「Pythonで自動化せずに、もっと簡易に進めたい」と依頼したら以下の回答が。これならできるかも…
🚀 おすすめ構成（簡易版）
Dify → e-Stat APIからJSONを取得
Make or Google Sheets → JSONをテーブルに整形
Excel出力 → 社内で分析
早速、chatGPT先生に質問し手順を確認。おお、そんなに難しくなさそう。
（と思ったのが間違いだったのですが、この時は気が付かず）
直面した課題
やる気満々でDifyを開けて作成開始。
Difyで実行すると、レスポンスにJSONが返ります。
これで人口データが取れるはずなのですが… 取れない。
実行はされるものの、うまくデータが取れない状態。
何度やってもうまくいかず、chatGPT先生に聞いても解決しない。もがき続け時間だけが過ぎてゆく… 焦りますが、うまくいかないの繰り返し。かなりつらかったです。
現実解への転換
まずは規模を縮小し、Excel上でマクロを使ってプロトタイプを構築。
「小さく試して仕組みを理解する」ことを優先する方針に切り替えました。
早速chatGPT先生に質問し手順を教えてもらう。
すると、以下のような回答が！
おおお、先生すごいですね。見る見るうちにマクロのコードが出来上がっていく。
これをエクセルの標準モジュールに貼り付けて動けば、それだけでもすごい時短になるなあ…と感心していたのもここまで。
実際に貼り付けて動かしてみると、
あれ？肝心のデータ部分がない・・・
＜元のデータはこちら＞
なんでだろう、先生に聞いてみよう
正しい書き方を教えてくれたけど…
「もし、こんな感じで書いていたら」ってお前が書いたんやないかーい！
その後も、いろいろチャレンジはしたもののchatGPTの森に迷い込むばかり。いったん頭を冷やして、後日挑戦することにしてこの記事を書いてます。
実装で得た気づきと今後
最初は「最新ツールで自動化」を狙ったものの、思った以上に壁が高く断念。
しかし、Excelマクロでの小規模プロトを通じて、データ構造や集計ロジックが少しは理解できたものの完成までには至らず。
学んだこと
- 大規模な自動化を狙うより、まずは小さく作って試すことが大事
- プロトタイプが動きやすいようにデータの整形等も必要
- Excelもプロトタイプ構築に使える（自分はまだ）
- プロセスを記録しておくことで次の改善に活きる（はず）
今回のチャレンジで「ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。」と画面下部に書いてある記述を痛感しました。
これから同じ課題に挑戦する方の参考になれば幸いです。
（まだチャレンジ中）