はじめに
web系のサービスを提供しているのですが、
先日(2015/1/23の朝)、新verのChrome(ver40)でFlash出ないじゃんかよ、って指摘があって
震えながら調べた結果をシェアします。
#ここに西野○ナの震え画像をいれたいけど著作権的に
まとめ
- デフォルトではPPAPIオンになるので、故意でオフにしない限りFlash表示不可になることはない。
- 特異な環境/理由で設定を変えていた場合、Flash表示枠内でなにも出ず、Pluginエラーが出る。
そこでオンにすると、同ドメイン内でのFlash再生が許可されるので、次からはFlashが表示される。 - 今回の変更で、NPAPIだけオンになっていると、Plugin判定ではenableにしつつブラウザ上では
Pluginエラーを出すようにして、PPAPI利用を促す意図がある(と思われる)。
調査
前提
chrome://plugins で見てみると、
ChromeにはFlashのプラグインが二つ入っている。
- タイプ:PPAPI(プロセス外)→Google Chromeに付属されているFlashプラグイン
- タイプ:NPAPI →ネットスケープ社製のプラグイン
詳細
#Flashが出ない時は、代替でイメージ画像を出すようにしている
#なんかonとoffの文字色指定ができなかった。。 みにくくてすんません
PPAPI | NPAPI | Flash表示 | Plugin判定 | 注意点 |
---|---|---|---|---|
on | on | 表示 | plugin -enable | |
on | off | 表示 | plugin -enable | |
off | on | 表示しない ※Pluginエラーがでる |
plugin -enable | 意図的にNPAPIオンにしても 内部的に動かない |
off | off | 表示しない ※代替イメージ表示 |
plugin -disable |
なお、Chromeを削除して再インストールしたら、どっちもオンになっている。
当然表示はされる。
- 調査コマンド
http://uupaa.hatenablog.com/entry/2013/09/24/153602
ここを参考にした。
考察
- Pluginオンオフ的なうまい判定が出来ない。
ファイル名を取る感じでやれば細かく判定できそうだが、ファイル名が変わったら手間なのでどうかな。
安定的な利用はおススメできない気がする。 - NPAPI自体、2015年9月で完全サポート停止になる。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1411/25/news064.html
つまり、このあべこべな状況は、最長でも年内中に収束する見込み。
(サポート外だけど入れることはできて、いじることもできるよ、だと困るが)
雑記
表示上は有効になっていても、内部的には使えないって、すごく分かりにくい。
余談ながら、Google Earth のAPIも、提供終わるらしい。
http://japanese.engadget.com/2014/12/15/google-earth-api-2015-12-npapi/
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最後に、後輩の子から、
煽りを加えたほうが(ストックが)伸びるらしいですよ!
って聞いたので、それっぽい煽り、いれときますね。
「この、ゴミチョロメが! FFサイコウ! IEちゃんはかわいそうだからゆるす!」