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SIerから自社開発企業に転職してみて感じた変化

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Last updated at Posted at 2025-12-06

はじめに

 本記事は Timee Product Advent Calendar 2025 7日目の記事です。

 私は2025年8月に株式会社タイミーにフロントエンドエンジニアとして転職してきました。今回が初めての転職で、それまでは新卒で入社した SIer に 5年間ほど勤めていました。転職前後で、webアプリケーション開発に従事しているという部分は変わらないものの、立場が変わると考え方や見聞きする情報に変化があり面白さを感じました。エンジニアのキャリアとしてSIerと自社開発企業は比較されがちな印象もあるので、感じた変化について言語化してみようと思います。

スクリーンショット 2025-12-08 14.35.42.png

感じた変化

業務中の関心事

 前職で私は開発業務に楽しさを感じつつ、人事労務系のSaaSを展開する客先に常駐していました。SIerにおけるビジネス構造上、クライアントのプロダクトがどれだけ成長したとしても、それが直接的に自社の利益として還元されるわけではありません。そのため、私は現場にいながらも、自社の視点からリソースの調達コストや受注単価の差益といった「商流の最適化」についても意識して業務に取り組む必要がありました。自社商流のエンジニアのパフォーマンスに問題が生じた場合、それが個人の資質によるものか、マネジメントの構造的欠陥なのかを見極め、契約履行上の問題を回避するための対策を練る、これらが日々の主要な関心事となっていました。

 対して今は、プロダクトの成長が会社の成長に直結するというシンプルな構造になり、開発業務そのものに直接関わる関心事に集中できるようになったと感じています。

課題が発生したときのアプローチ

 チームに課題が発生した際、その解決アプローチには「リソース」に対する考え方の違いが反映されます。

 SIer時代は、問題解決の選択肢の中に常に「外部リソースの入れ替え」が含まれていました。チームとしての解決策を模索しつつも、頭の片隅では「今のメンバー構成で契約を更新して良いのか?」「調達プロセスを見直すべきではないか?」という問いが巡ります。つまり、うまくいかなければ次の契約更新で人員を刷新し、市場から「未だ見ぬ新しいリソース」を調達することで解決を図ろうとする期待が、どこかにありました。

 一方で自社開発では前提条件が異なります。解決の第一手は常に「今あるリソースでどう乗り越えるか」です。もちろん、他チームとの配置転換という選択肢はありますが、それも結局は社内リソースのやりくりに過ぎません。外部からの調達によるリセットを期待するのではなく、現有戦力の組み合わせやプロセス改善によって、チームそのものを最適化していく力が求められることに気づきました。

業務中に耳にする情報の多様性

 業務中に耳に入ってくる情報の種類にも変化がありました。

 SIer時代は、自分が担当している常駐先以外の情報も自然と入ってくる環境でした。例えば、どの会社のどのプロダクトが積極的に採用を行っているか、あるいはどのプロジェクトが縮小傾向にあるかといった、業界の動向や他社の案件状況に関する話題が多く共有されていました。

 今は、基本的に自社プロダクト以外の内部事情を詳しく知る機会はあまりありません。他社の話はニュースや雑談レベルにとどまります。その分、チーム内で飛び交う話題は使用しているライブラリや新しい技術の検証など、プロダクト開発に直接関わる技術的なものが中心になったように感じています。

さいごに

 全体的に自社開発企業のほうがポジティブに見える文章になってしまいましたが、もちろん絶対的な優劣をつけられるものではなく、SIerではさまざまなプロダクトや技術スタックに触れる機会があり、幅広い経験を積めるという強みもあります。自分のやりたいことや適性を踏まえつつ、自分の記事が今後のキャリアを考える上で少しでも参考になりましたら幸いです!

 また、もしタイミーに興味を持っていただけましたら、ぜひ気軽にお話ししましょう!

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