mockitoにはmockito-coreライブラリとmockito-allディストリビューションの二つが存在する。
基本的にmockito-coreの最新バージョンを使うのが良いが、その違いを説明する。
mockito-core
mockito-coreはmockitoの本体である。
mavenやgradleなどのパッケージ管理ツールを利用している場合は、mockito-coreをその依存関係に含めることでmockitoを利用できる
mavenの場合
<dependency>
<groupId>org.mockito</groupId>
<artifactId>mockito-core</artifactId>
<version>3.6.0</version>
<scope>test</scope>
</dependency>
gradleの場合
testCompile group: 'org.mockito', name: 'mockito-core', version: '3.6.0'
mockito-all
mockitoはhamcrestやobjenesisに依存している。
mockito-allはmockitoとその依存関係を含めたものである。
依存関係を手動で管理しているようなレガシーなプロジェクトではこちらを使う。
ただし、mockito-allはバージョン2.Xから廃止となっていてバージョン1.Xまでしかない。
参考サイト(英語)
公式サイト
https://site.mockito.org/
「How do I drink it?」の箇所でmockitoの使い方を説明している
The Difference Between mockito-core and mockito-all
https://www.baeldung.com/mockito-core-vs-mockito-all