引き続き前回作成したコーデックボードをRaspberry pi、Jetson Nanoへ接続し、検証していく。
##オーディオ入力のノイズ
オーディオ入力の設計は出力に比べて難しく感じる。
Audacityでオーディオ入力をモニターモードにして、Raspberry piを操作したところ、大きなノイズが観測された。バイパスコンデンサーを大きくしても効果がない。
グラウンド電位も含めたノイズが載っているのではないかと仮定し、いろいろ調べてみたところ、アイソレーターというチップがあるようだ。
ISO7641FM
データシートを見るとちょうど4本の信号線を分離してくれ、信号の方向も都合よく1本だけ反対を向いている。
これを使ってアイソレータ基盤を作ってみる。
2次側はGNDから完全に分離されるので、別途電源が必要になる。
コーデックボードは5Vと3.3Vを必要とするのでUSB5V入力で3.3vはレギュレータから生成させる。
サーバー認証用のチップを追加で積んでみた。
画面操作によるオーディオ入力へのノイズ飛びつきをなくすことができた。