はじめに
AIを使っていると、ついこんな聞き方をしてしまうことがあります。
これ直して
なんかエラー出る
いい感じにして
さらに、キャプチャを貼っていると、
キャプチャあるし、伝わるでしょ
という安心感もあります。
ただ実際に使ってみると、雑な指示でも答えは返ってくるけど、期待通りになるとは限らないと感じました。
雑な指示とは
自分が考える「雑な指示」は、以下のようなものです。
- 聞き方がふわっとしている
- プロンプトが話し言葉のまま
- 必要な情報が足りない
- 何をしてほしいのかが曖昧
- キャプチャに頼って説明を省いている
例えば、以下のような聞き方です。
これ直して
(キャプチャ貼って)これどうすればいい?
AIはこれでも回答してくれます。
ただし、回答の精度はAI側の推測に寄りやすくなります。
① AIが勝手に補完する
雑な指示をすると、AIは足りない情報を推測して答えようとします。
この文章いい感じにして
この指示だけだと、AIは以下のような点を自分で判断します。
- ビジネス向けなのか
- カジュアルにしたいのか
- 短くしたいのか
- 丁寧にしたいのか
方向性が合っていれば便利ですが、少しズレると「そうじゃないんだよな」となります。
② 回答が浅くなりやすい
情報が少ないと、AIは一般的な回答を返すことが多いです。
エラーの原因教えて
この場合、AIはエラー内容もコードも環境も分かりません。
そのため、よくある原因や確認ポイントのような回答になりやすく、直接解決するには追加でやり取りが必要になります。
③ キャプチャがある安心感で情報が抜ける
これは個人的に一番やりがちでした。
(キャプチャ貼って)これエラーです
自分の中では状況が見えているので「これで伝わる」と思ってしまいます。
ただAI側からすると、
- どこが問題なのか
- 何をしたいのか
- どこまで試したのか
が分からない状態です。
「見れば分かるでしょ」は、意外と通じない
と感じました。
④ 結局、聞き直しが増える
雑な指示でも答えは返ってきます。
ただ、後から
- もう少し短く
- もっと丁寧に
- そこじゃなくて
- この条件も追加で
という修正依頼が増えがちです。
最初は楽に聞いたつもりでも、結果的にやり取りが増えて時間がかかることがあります。
これからの意識
今回試してみて思ったのは、AIを「上司だと思って質問する」意識を持つということです。
上司に対して、
これ直して
なんかエラー出てます
とは、なかなか言いづらいと思います。
普通は、
- 何が起きているのか
- 自分はどう考えているのか
- どこまで試したのか
を整理してから相談するはずです。
AIに対しても同じように、状況や目的を伝えるだけで回答の質が変わると感じました。
これからの対応(テンプレート化)
毎回考えるのは大変なので、簡単なテンプレートを作って使うようにしようと思います。
【やりたいこと】
(何をしたいか)
【現状】
(何が起きているか)
【試したこと】
(ここまでやったこと)
【困っていること】
(何を教えてほしいか)
テンプレを使うことで、
- 情報の抜け漏れが減る
- 無駄なやり取りが減る
- 回答の精度が上がる
と感じました。
おわりに
AIは雑な指示でも答えてくれるので、とても便利です。
ただ、こちらの意図が曖昧なままだと、AIも曖昧なまま答えてしまいます。
特に、「キャプチャがあるから大丈夫」という感覚は危ないと感じました。
今後は、
- 少しだけ具体的に書く
- キャプチャ+言葉で補足する
- 上司に相談するつもりで書く
- テンプレを使って抜け漏れを防ぐ
このあたりを意識して使っていこうと思います。