学生証はある。今もちゃんと学生。なのに、GitHubの学生認証が通らない。
2026年9月29日、GitHub Student Developer Packの申請で 4回 Rejected になった後、ようやく Approved を確認できました。
承認直前に整理した対処は、次の3つです。
- Billingの氏名とプロフィールの氏名を、同じローマ字表記にそろえる。
- 日本語の学生証に対応する英訳を、別紙で用意する。
- 学生証の原本と英訳の別紙を並べて、1枚の写真に収める。
ただし、複数の点を見直したので、どの変更が承認の決め手だったかは切り分けていません。同じ状況で困っている人向けに、詰まったところと対処をまとめます。
学校名も氏名も書いてあるのに、認証で止まった
申請時に出た指摘は、主に次の内容でした。
| 指摘 | 確認したこと |
|---|---|
| 画像に学校名が見つからない | 学校名が読める大きさか、申請で選んだ学校と一致するか |
| Billingの姓・名が書類と完全一致していない | 姓と名の入力欄、表記の違い |
| プロフィールの氏名が書類と完全一致していない | 表示名が本名と対応しているか |
学生証には、日本語の学校名と氏名、入学年、有効期限が載っていました。下部には小さな英字の学校名もあります。
「学校名、ちゃんと書いてあるんだけど……」と思いましたが、書かれていることと、提出画像から明確に確認できることは別でした。判定方法までは分かりません。
なお、GitHub Educationは大学生だけの制度ではなく、高校なども対象です。提出書類の例として、在学を示す日付のある学生証、時間割、成績証明書、在学証明書が挙げられています。GitHub公式の申請条件と書類例
一番困ったのは、漢字1文字の名前
書類との一致を求められたので、Billingの First name に漢字1文字の本名を入力してみました。すると、今度はこのエラー。
First name is too short
本名なのに「短すぎる」と言われ、入力する段階で止まってしまいました。
ここで整理したのは、本名のローマ字表記を使い、Billing・プロフィール・英訳の間で表記をそろえる方法です。文字数を増やすために別の文字を足したり、架空の名前に変えたりする話ではありません。
以下は、架空の人物「Taro Yamada」の例です。自分の本名のローマ字表記に置き換えてください。
| 場所 | 入力例 |
|---|---|
| BillingのFirst name(名) | Taro |
| BillingのLast name(姓) | Yamada |
| プロフィールのName | Taro Yamada |
| 学生証の英訳に載せるName | Taro Yamada |
プロフィールの Name は氏名の表示欄です。@username とは別なので、ユーザー名を変更する必要があると勘違いしないようにします。
英訳と氏名の対応を確認する考え方は、GitHub EducationのFAQ「I need to translate my evidence」でも案内されています。
学生証の隣に、英訳の別紙を置いて撮る
日本語の書類でうまく認証できない場合の方法として、上記FAQには 原本の隣に、入力した英語訳を置いて撮影する案内があります。
学生証の画像に英語を描き足すのではなく、原本と補助資料を一緒に写す形です。英訳は原本の内容を説明するものなので、学校が発行した証明書のように見せる必要はありません。日本語の書類すべてに英訳が必須という意味ではなく、認証で詰まったときの対処の一つです。
コピペして使える英訳テンプレート
氏名と学校名は架空の例です。Taro Yamada と Sample High School、角括弧の部分を実際の記載内容に置き換えます。
English translation of the attached student ID
Name: Taro Yamada
School name: Sample High School
Enrollment year: [year shown on the original student ID]
Valid until: [expiration date shown on the original student ID]
This is an English translation of the original student ID shown alongside.
学校名は、学生証や学校の公式サイトにある正式な英語名を使います。自分で適当に英訳した名前にすると、申請で選んだ学校と表記がずれる可能性があります。
日付も原本どおりに訳します。入学年しか書かれていないなら、勝手に月日を補いません。有効期限がない書類に、存在しない有効期限を追加することもしません。テンプレートに項目があるからといって、原本にない情報まで埋める必要はありません。
撮影するときに確認すること
- 英訳を印刷し、学生証の原本の横に並べる。
- 原本と英訳の両方が、同じ写真の中に入るようにする。
- 学校名・氏名・日付が読める距離で撮る。反射や影にも気をつける。
- 撮った写真を拡大して、実際に文字を読めるか確認する。
入学年だけでは現在の在学状況が伝わりにくい場合もあります。必要なら、日付のある別の正式書類を用意します。GitHub公式も、不鮮明な画像や在学状況・日付を確認できない書類を、申請が通らない理由として説明しています。GitHub公式のトラブルシューティング
再申請前に、設定と写真をまとめて確認する
再申請するなら、次の順に確認すると整理しやすいです。
- 却下理由を読み、どの項目で止まっているか確認する。
- BillingのFirst name・Last nameを本名のローマ字表記で保存する。
- プロフィールのNameも同じ氏名表記にそろえる。
- 原本に対応する英訳を別紙で用意し、原本と一緒に撮影する。
- 設定を保存したことを確認して、一度ログアウト・ログインする。
- 指摘された点を見直したうえで再申請する。
自分の却下画面では、プロフィール変更後にログアウト・ログインしてから再申請するよう案内されていました。
Approvedになっても、特典の反映は別だった
その後、申請画面で Approved を確認できました。
承認のスクリーンショットには Submitted 2 minutes ago と表示されていました。ただし、これは自分の画面に出ていた表示で、誰でも2分で承認されるという意味ではありません。
同じ画面には Awaiting Benefits もあり、特典は承認後 72時間(3日) で利用可能になる旨の案内が出ていました。学生としての承認と、特典を使える状態になるまでには時間差があります。
今回の記録で確認できたのは学生認証の承認までです。特典の反映時刻や利用できる内容は、申請画面とGitHub EducationのFAQで確認してください。
同じところで詰まった人は、まず「原本の学校名・氏名・日付が読めるか」と「アカウント側の氏名と英訳の表記が対応しているか」を確認してみてください。解消しなければ、試した内容と却下理由を整理してサポートに相談するのが次の手です。
※この記事は2026年9月29日の体験をもとにしています。申請画面や条件、特典は変わるため、再申請時には最新の公式案内も確認してください。


