sudo権限をファイル形式で管理しすることで、
もとの/etc/sudoersをいじらないでもsudo実行できるようにするやりかたを書きます。
sudoersの細かい設定についてはこちらなどをご確認ください。
##①rootユーザーで、sudo権限を与えるユーザーグループを作成
※グループごとに与える権限を変えることで、運用ユーザーの管理なども行える。
# groupadd usersgroup
# cat /etc/group|grep usersgroup
usersgroup:x:505:
##②/etc/sudoers.d/配下に権限許可テキストを作成
# echo "%usersgroup ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL"> /etc/sudoers.d/usersgroup
# cat /etc/sudoers.d/usersgroup
%usersgroup ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
##③権限を与えたいユーザーに、ユーザーグループを割り当てる
usermod -aG usersgroup user
id user
uid=503(user) gid=503(user) 所属グループ=503(user),505(usersgroup)
##④sudo権限が割り当てられたか確認
アカウントuser(一般ユーザー)で先ほど作った/etc/sudoers.d/usersgroupをcatしてみます。
[user@host]$ cat /etc/sudoers.d/usersgroup
cat: /etc/sudoers.d/usersgroup: 許可がありません
権限がないので当然見られません。
次にsudoしてcatしてみます。
[user@host]$ sudo cat /etc/sudoers.d/usersgroup
%usersgroup ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
sudo実行できているためファイルを見ることができました。
以上、簡単ですが/etc/sudoers.d/の使い方でした。
#参考
http://qiita.com/ngyuki/items/88d0f71601e05f239750
http://fujikkoooooo.hateblo.jp/entry/2015/05/01/154611
http://www.itmedia.co.jp/help/tips/linux/l0659.html