初めに
ネットワーク研修や自己学習で学んだ、ネットワークについてまとめようと思います。
我々が、WEBサイトを見たいときには、URLをアドレスバーに入力することで、すぐに結果が得られると思います。
しかし、この一瞬に様々な処理が行われていました!この処理や内容をまとめていきたいと思います。
本文
ネットワークで通信を行う際に欠かせないのは、IPアドレスです。
IPアドレスには、2種類あります。
・プライベートIPアドレス
・グローバルIPアドレス
プライベートIPアドレスは、組織や会社内で通信する際に用いられます。
グローバルIPアドレスは、インターネット上で通信する際に用いられます。
どちらもそのグループ内で、ユニークな値に設定する必要があります。
IPアドレスは、コンピュータ内部的には2進数で表現され、人目線では10進数で表現されます。
しかし、WEBサイトを検索するときにIPアドレスを用いて、検索してはいないと思います。この時使うのが、ドメイン名です。サイトやサーバなどに割り振られている、IPアドレスを人が理解しやすい文字列に変換します。
この文字列「www.example.com」のようなURLを使って検索します。URLは人がIPアドレスを認識しやすいようにしたものなので、URLをコンピュータが認識することは出来ません。コンピュータ君は、0と1のみ理解できるので、人が文字列に変換した内容を理解できないのです。
では、なぜURLで検索したらWEBにアクセスできるかというと、ドメイン名をIPアドレスに変換する機能があるからです。
この機能をDNSと言います。
DNSの仕組みは、DNSサーバを用意します。DNSサーバごとに担当が分けられているイメージで、ユーザが求めているドメイン名のIPアドレスを持っているサーバを、DNSサーバ間で通信し、アクセス先のIPアドレスを探し出します。
DNSを使って、IPアドレスを手に入れたので、WEBにアクセスできる状態になりました!
しかし、何回も同じWEBページにアクセスするために、毎回この処理を行っていては、大変です。
キャッシュという仕組みを使うことで、円滑に処理を進められます。
ドメイン名とIPアドレスの問い合わせ結果をDNSキャッシュというものの中に一時保存しておくことで、毎回IPアドレスを探さなくても良くなり、DNSサーバの負荷の軽減にもなります。
またProxyサーバというものを活用することで、WEBページにアクセスする際の負荷軽減ができます。このサーバの中に、キャッシュを置きます。キャッシュの中にWEBページからの結果を残しておき、次回からアクセスする際は、このキャッシュの中から結果を取り出し表示することで時間の軽減や負荷を軽減することができます。
Proxyを用いることで、アクセス先のWEBの安全性などを確認する機能などもあります。
終わりに
このように、ドメイン名を入力するだけで、WEBページにアクセスする裏では、、たくさんの処理が行われています。このほかにも、セキュリティ面を挙げるための仕組みや、WEB側の負荷を軽減するための仕組みなどがあります。
たくさんの処理をコンピュータが高速で行っているので、我々は、安全にネットの世界を楽しめています。
今後も知識を深め、頑張っていきたいです。
コンピュータに、感謝します。