Memo

SIM7000GからAT Commandを使ってgoogle.comへpingを打つ方法。
個人的な備忘録なので、わかりにくいことや指摘があれば是非コメントお願いいたします。
それに合わせて更新します。

環境

OS: windows10
ターミナル: Tera Term

ハードウェア

インターフェースモジュール: mini pcie usbアダプタ
セルラー通信モジュール: SIMCom SIM7000G
SIM: soracom plan-D

ログ

AT+CSTT="soracom.io","sora","sora"
OK

AT+CGDCONT=1,"IP","soracom.io"
OK

AT+CIICR
OK

AT+CIFSR
10.224.194.152

AT+CIPPING="www.google.com"
+CIPPING: 1,"172.217.26.36",73,117
+CIPPING: 2,"172.217.26.36",77,117
+CIPPING: 3,"172.217.26.36",80,117
+CIPPING: 4,"172.217.26.36",78,117

AT Command

使用したSIMComのAT拡張コマンド(AT+)の解説。
ATのあとに+がついているCommandは各社の独自のCommandである(だから拡張コマンド)。
Commandの使い方は基本的に、ATCommand=?のようにCommandに=?をつければ見れる。

AT+CSTT

Start Task and Set APN, USER NAME, PASSWORD

と記述されているので、APNの設定。
APNの設定でユーザー名やパスワードを設定しなくてもいけるらしい。(FXFROG)
一度設定したらOKっぽい。
再度指定しようとするとERRORする。

AT+CGDCONT

Define PDP Context

PDPコンテキストの定義なんだろうけど、
APNを指定するようなイメージでいいのかな?
一定時間経過するとIPアドレスが開放されるので通信できなくなる。
そのため、再度AT+CGDCONTを打つ必要がある。

AT+CIICR

無線通信の有効化。
これでAPNのアクティベートか?
うーん、AT+CGACTとなにが違うんだろう。
このコマンドは一度打てばOKっぽい。
再度打つとERRORする。

AT+CIFSR

ローカルIPアドレスの確認。

AT+CIPPING

Pingの要求。
任意の回数を指定できる。
AT+CIPPING="URL",回数

※セルラー通信モジュールのメーカーごとにPingを要求するコマンドが違うので注意。

参考文献