はじめに
このたび、やっとの思いでAWS認定資格のアソシエイト3冠を果たしたので、学習方法等を残しておきます。
今後、受験する方の助けになれば幸いです。
プロフィール
- サーバーサイドエンジニア2年目
- 業務ではAWS環境の運用経験あり
受験の経緯
- AWSの知識を実務に活かしたかったから
- 現職でアソシエイト資格の取得を推奨されていたから
受験スケジュール
結果的に1年かけて取得することになりました。
資格名 | 取得月 |
---|---|
ソリューションアーキテクト - アソシエイト(SAA) | 2021年12月 |
デベロッパー - アソシエイト(DVA) | 2022年7月 |
SysOpsアドミニストレータ - アソシエイト(SOA) | 2022年12月 |
各試験の難易度
勉強に使った時間や試験の内容を踏まえて難しい順に並べると以下になると思います。
DVA << SOAの差があると思います。
順位 | 資格名 |
---|---|
1 | SysOpsアドミニストレータ - アソシエイト(SOA) |
2 | デベロッパー - アソシエイト(DVA) |
3 | ソリューションアーキテクト - アソシエイト(SAA) |
学習方法
SAA
社内勉強会
- 社内勉強会を開催して試験範囲のAWSサービスについて発表し合いました
- 特に実務で触らないサービスを中心に
- 2ヶ月間週1で1人ずつ発表
CloudTech
- 全問を1周
- 間違えた問題で1周
- 全て正解するまで2を繰り返す
DVA
社内勉強会
- 社内勉強会を開催して参考書の章ごとに発表し合いました
- 参考書「ポケットスタディ AWS認定デベロッパーアソシエイト」
- 3ヶ月間週1で2人ずつ発表
TechStock
- 全問を1周
- 間違えた問題で1周
- 全て正解するまで2を繰り返す
SOA
社内勉強会
- 社内勉強会を開催して参考書の章ごとに発表し合いました
- 参考書「AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター - アソシエイト」
- 3ヶ月間週1で2人ずつ発表
TechStock
- 全問を1周
- 間違えた問題で1周
- 全て正解するまで2を繰り返す
CloudTech
- ラボ試験対策の解説を見ながら1周
- 解説を見ずに完成させられるまで繰り返す
※リソースの消し忘れに注意
CloudTechとTechStock
CloudTech
- 試験それぞれの問題集あり
- 基本的なサービスのハンズオンがある
- 1発合格を狙うならSOAのラボ試験対策はやっておいた方が良い
TechStock
- 試験それぞれの問題集あり
- SAAとDVAに合格することだけを考えるならTechStockのみの登録で問題ない
感想
- 取得するメリットはある
- ベストプラクティスを知れる
- 色んなサービスに触れられる
- AWSの知識があることを示せる
- 社内勉強会で人に説明することが自分の理解に繋がった
- 人に説明できるぐらい理解している状態が作れる
- 実務で利用しているメンバーから豆知識が聞けた
- とにかく短期間に詰め込んで学習する方が良かった
- それぞれの試験範囲で被っているものがあるから
- 試験がリニューアルされるので試験範囲が変更される
- ダラダラとやるより短期間の方がモチベ保てる
- 資格取得 << 利用経験
- 資格を持っていても実際に使えない人は多そう
- ハンズオンはやっておいた方が良い
- 基本的なサービス(IAM,VPC,EC2,S3,RDS,DynamoDB,Lambda,ECS...)
おまけ
半額クーポンの使い道
各試験に合格すると次回以降に使える半額クーポンが貰えるが、アソシエイト資格に使用するのは勿体無いかも。
というのも、アソシエイト資格の受験料が2万円以内であることに対して、SAPやDOPなどの上位資格は3万円以上します...。
より難しい資格で不合格になる可能性を考えると、上位資格のために残しておいた方が良いかなって思います。
ラボ試験が採点されなかった
これは自分だけかもしれないのですが、SOAのラボ試験を完答した(つもり)のに、受験後のレポートでラボ試験箇所が「該当なし」となっていました。
リソース作成後に「次へ進む」のようなボタンを押すだけで完了する認識でしたが、何か必要な手順があったのでしょうか...?
採点ミスがあった事例を聞いたことがあるので、何かしらシステムの不具合はあるかもしれませんね。
これから受験する方は、問題をしっかり読んで手順通りにやってもらえるといいかと思います。