0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

FFUFとは

Fuzz Faster U Fool(FFUF)は、オープンソースのファジングツールです。
Kali LinuxやParrot OSなどではデフォルトでインストールされています。

使い方

基礎構文

-wでワードファイル、-uでターゲットのURLを指定します。

ffuf -w <wordlist path> -u <target url>

オプション

使用頻度の高いオプションをいくつか紹介します。

HTTP系

  • -H
    • HTTPリクエストヘッダーを指定します
    • 例)-H "Host: FUZZ.example.com"
    • 複数指定する場合は都度オプションを足す
    • 例)-H "User-Agent: Mozilla/5.0" -H "Host: FUZZ.example.com"
  • -X
    • HTTPリクエストメソッドを指定します
    • 例)-X POST
  • -d
    • POSTリクエストのbodyデータを指定します
    • 例)-X POST -d "username=admin&password=passwd"
  • -recursion
    • 再帰的スキャンを実行します
    • デフォルトではオフになっています
  • -recursion-depth
    • 再帰的にスキャンする際の階層の深さを指定します
    • デフォルトでは0になっています
  • -request
    • リクエストファイルを読み込みます
    • 例)-request request.txt

フィルタリング系

フィルタリングオプションでは一致したものを非表示にするf~一致したもののみを表示するm~に分かれます。
後に続く文字は両方で共通しています。

  • c
    • HTTPレスポンスのステータスコードで判別します
    • 例)-fc 301 or -mc 301
  • l
    • レスポンスの行数で判別します
    • 例)-fl 20 or -ml 20
  • r
    • 正規表現で判別します
  • s
    • レスポンスのサイズで判別します
    • 例)-fs 1000 or -ms 1000
  • w
    • レスポンスのワード数で判別します
    • 例)-fw 20 or -mw 20
    • 範囲指定や複数指定ができます
    • 例)-fw 20-50 or -fw 10,20

その他

  • -ic
    • ワードリストファイルに含まれるコメントを無視します
    • デフォルトでは無効化されています
  • -o
    • 出力を保存するファイルを指定します
  • -of
    • 出力ファイル形式を指定します
    • json,ejson,html,md,csv,ecsvまたはallで指定できます
    • デフォルトではjson形式です

個人的テンプレート

  • ディレクトリ列挙

ディレクトリを再帰的に列挙し、カラーで出力、結果をファイルにjsonで保存します。

ffuf -w /usr/share/seclists/Discovery/Web-Content/directory-list-1.0.txt -u http://example.com/FUZZ -recursion -recursion-depth 1 -ic -c -o ffuf_result.json
  • サブドメイン列挙
ffuf -c -w /usr/share/wordlists/secLists/Discovery/DNS/subdomains-top1million-5000.txt -H "Host: FUZZ.example.com" -u http://example.com -fs <size>
  • リクエストファイルでファジング

リクエストファイルの内容は適宜FUZZで置き換える

$ ffuf -c -w port.txt -request request.txt -u http://<target> -fl <content length> -fs <response size>

おすすめ教材

TryHackMeに無料ルームでFFUFのルームがあるので学習にお勧めです。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?