はじめに
AWS未経験者が1週間準備して受験しました(2023年1月)。
AWS Certified Cloud Practitioner(CLF)はAWS資格の中で、最も基礎レベルの試験です。
AWSが提供するサービスを概要を広く問われます。
自己紹介
- 会社:従業員多めのメーカー
- 仕事:先行開発部隊で信号処理開発や解析・評価。
プログラミングはするけど業務でのソフト開発は未経験 - AWS経験:数時間程度≒未経験。
- "AWSの知識地図" をさらっと読んだことがある(ハンズオンは環境起因で断念しました…)
エンジニア本大賞2023のベスト10に選ばれてますね (1/17追記)
なぜ受けたのか
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お金に目が眩んだからです会社とAWSが主催するイベントに参加し、受験料半額のバウチャーを貰ったAWS資格取得に対して会社から報奨金が貰えるようになった
- 会社でもAWSの基本的な知識の習得を推奨されているからです
- 公私ともにAWS使いが周りに増えてきたからです
- シミュレーション環境をAWS上で構築して横展開
- Python x テトリスのジャッジサーバーの構築
- ISUCONへの挑戦
- …
勉強した期間
年末年始に1週間勉強しました。
平日に1週間でも間に合ったと思います。
経験のある人なら、過去問を解いて、不安な分野だけ確認すれば十分かもしれません。
使った教材
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① 【無料過去問】AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説
無料で145問提供してくれています。試験範囲や自分の得意不得意を把握できます。
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② 【Udemy】これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座(豊富な試験問題290問付き)
AWS未経験者向けの講座。14.5時間の講座+過去問65問x2回分。
無料枠内でAWSを操作するハンズオンを挟みつつ、AWSのサービスについて網羅的に紹介されています。
私は未経験で年末年始で時間もあったので、90%受講しました。(最後10%はテキスト見るだけにしました。)
- ③ 【Kindle】AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集
Kindle Unlimited 読める書籍の中の一つです。
この過去問は① 無料過去問と② Udemyの過去問に比べて、全ての選択肢を読ませることで理解を深めさせる問題が多いです。
同じ65問でも1周解くのにかかる時間は② Udemyの2倍かかりました。
1問1答スタイルでも記載されていたので使いやすかったです。
Kindle Unlimited で読める過去問は他にもあったので、もっと新しい過去問もあるかもしれません。
やったこと
1日目
まずは① 無料過去問を解いてみました。
AWS CLF 試験は4つの分野から出題され、700点/1000点(70%程度)で合格となります。
- 分野 1: クラウドの概念
- 分野 2: セキュリティ
- 分野 3: テクノロジー
- 分野 4: 請求と料金
自分の理解度、苦手な分野が分かりました。ちなみに、私は圧倒的にセキュリティに弱かったです。
過去問1周目で60%、2周目で82%の正答率くらい。何とかなりそうな感触を得て、受験することにしました。
2~4日目
② Udemyの講座を購入しました。
私が購入したときは¥1,200でしたが、セールのタイミングだったようです。
Udemy受講 → 小テスト → わからなかったところを見直し…
このサイクルで見直していきました。
14.5時間もあるので、最初は1.5倍速で観ようと試みましたが、全く頭に入ってきませんでした。
通常の速度で再生して、手元のノートにメモや図を描きながら講座を受けていました。
5~7日目
Udemyは途中でしたが、過去問の優先度を上げました。
② Udemyの過去問2回分、各セクションの小テストに加えて、③ Kindle過去問を解き進めていきます。
1日1周ずつ解きながら、理解が怪しい分野については、見直したり、ノートに図を描いたりしながら復習しました。
① ② ③ の過去問を全部で3周、多いものは4周見直しました。
8日目:試験当日
最寄のテストセンターへパスポートと免許証を持っていきます。
20分前に到着し、少し早めに開始させてもらいました。
アンケートや説明含めて100分ですが、65問を20分程度で解き終わります。
各問題には後で見直しできるようにフラグがあります。2周確認して、フラグ立てた問題はさらに1周見直して、終了。
65問中完璧に分かったのが51問(78%)でした。
結果
アンケートに回答すると、画面上に「合格」と表示されていました。スコアは5営業日以内に連絡があるとのことでしたが、試験当日の24時くらいにアカウントの試験履歴ページを確認してみると、スコアレポートが出ていました。
2択まで選択肢を絞った問題を、半分以上間違えてます。
ともあれ、無事合格しました。
反省
知らない言葉もあったので、なるべく新しい教材で勉強することはもちろん、公式のホワイトペーパーもしっかり見ておくべきでした。
英語の問題を日本語に訳して出題されているらしく、英語の原文を確認することもできます。
曖昧な表現もあって迷ったので、怪しい問題は英語で確認すればよかったかもしれません。
さいごに
AWS使いの言語が少し理解できるようになった気がします。さて、これからどうしようか。
AWSが便利そうなことはわかったので、試しに何かアプリを作ってみたいと思います。
久々に試験勉強しましたが、集中力が落ちています。お金に目がくらんで受験したくらいにはモチベーションが低かったので...。モチベーション大事。