Podman Desktopとは?
一言でいうと Docker Desktopの代わりになる、無償で商用利用可能なソフトウェア です。
2022年10月24日にRed Hat社から発表され、Docker Desktopのようなコンテナの起動・停止などの基本的な操作をGUI上で行うことができます。
コマンドラインの使い勝手も Docker と同じ使い勝手 です。つまり、
docker xxx
というコマンドは、
podman xxx
として利用できます。
Podman DesktopはWindows上でコンテナを開発する上でとても便利なツールになるでしょう。
Podman Desktop インストール
こちら からダウンロードしてインストールしましょう。
詳細なインストールは、下記の記事から。
Composeを使う
Podmanにはdocker composeに相当する機能も備えられています。ですが、最初から有効化されているわけではありません。
Setting -> ResoucesメニューからComposeを有効にする必要があります。
下記のComposeをsetupしてください。
Docker Composeを使ってみる。
それではDockerと本当に互換性があるのかを実際に動作させて確認してみましょう。今回、動作させるツールはAIワークフローをGUIで構築できるDifyとします。
DifyのGitHubサイトをチェックアウトするか、リポジトリをzipでダウンロードします。コマンドプロンプトを開き、dify/dockerフォルダに移動して、以下のコマンドを入力します。
podman compose up -d
を行うとイメージの取得が始まりました。
localhostにアクセスすると、Difyが起動しています。
Docker Desktopを使わない場合は手がかかるものでしたが、こんなにアッサリできて良いものかと思えるほど簡単でした。驚きですね!