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ATOMS3R M12を工場出荷時のファームウェアに戻すメモ

Last updated at Posted at 2024-12-31

はじめに

Moddable SDK 5.2.0で追加されたカメラ機能の動作確認をしている時にATOMS3R M12を連続で動作させると画像が乱れ始めました。

デバイスの初期不良か切り分けるために工場出荷時のファームウェアに戻して動作を確認します。

工場出荷時のファームウェアをダウンロードする

製品ページからファームウェアをダウンロードします。

ファームウェアのURL(直リンク)はこちらです。

zipファイルを展開します。

unzip ATOMS3R-CAM-M12-UserDemo-M5Stack-20240927.zip
cd ATOMS3R-CAM-M12-UserDemo

README.mdにビルド手順が記載されています。
ESP-IDF v5.1.4でビルドする必要があります。(v5.1の最新版v5.1.5では動作しませんでした)

ESP-IDFのバージョンをv5.1に戻す

Moddable SDK 5.2.0はESP-IDF v5.3.0が必要ですが、ファームウェアのビルドでエラーが出るため、インストールされているESP-IDF v5.3.0を削除します。

cd $IDF_PATH
rm -rf esp-idf

ESP-IDFのv5.1.4)をダウンロード(git clone)します。

git clone -b v5.1.4 --recursive https://github.com/espressif/esp-idf.git

ESP-IDFをインストールします。

cd esp-idf
./install.sh

環境変数を設定します。(ターミナルを開くたびに実行します)

cd $IDF_PATH
. ./export.sh

ファームウェア(ソースコード)をビルドする

ファームウェアを展開したディレクトリに移動します。

cd ATOMS3R-CAM-M12-UserDemo

ファームウェアをビルドします。

idf.py build

ファームウェアをデバイスに書き込む

ファームウェアをデバイスに書き込みます。
(デバイスが認識されていない場合は、リセットボタンを2秒以上長押しします)

idf.py -p /dev/cu.usbmodem101 flash

動作確認

UVCカメラとして動作するので、PC(Mac)のカメラアプリで確認します。
デバイス名は「AtomS3R-M12」でした。

0.jpg

正常に動作しました。
デバイスの初期不要ではなさそうです。

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