はじめに
2022年12月1日に開催されたenebular meetupで「enebularエージェント実行環境を試してみた。」というタイトルでLT登壇発表しました。
LT登壇発表資料はこちら。
仕組みの調査
仕組みを調査すると、enebular agentとほぼ同じ機能が提供されていることを確認しています。
enebular-awsiot-agentスクリプトが動作しています。(つまり、AWS IoTを利用しています)
$ sudo systemctl status enebular-agent-ubuntu.service
● enebular-agent-ubuntu.service - Enebular agent
Loaded: loaded (/etc/systemd/system/enebular-agent-ubuntu.service; enabled; vendor preset:
enabled)
Active: active (running) since Sat 2022-11-26 20:06:16 JST; 1h 40min ago Docs: https://docs.enebular.com/
Main PID: 233260 (node)
Tasks: 29 (limit: 1085)
Memory: 202.1M
CGroup: /system.slice/enebular-agent-ubuntu.service
├─233260 node /home/ubuntu/enebular-runtime-agent/ports/awsiot/bin/enebular-awsiot-agent --enable-syslog --daemon-mode --user ubuntu
├─233271 /home/ubuntu/nodejs-v14.19.1/bin/node /home/ubuntu/enebular-runtime-agent/ports/awsiot/bin/enebular-awsiot-agent --start-core --enable-syslog --daemon-mode --user ubuntu
└─234254 node-red
公式ドキュメントでは、エージェント実行環境で利用できるデバイスはenebular-agentがサポートする推奨ハードウェア(ラズパイなど)とOS (Debian GNU/Linux)としています。
エージェント実行環境はクラウド環境でも利用できます。
注意点
制限事項は公式ドキュメントに記載されています。
無料枠では、1つのプロジェクトで2つのエージェント実行環境を利用できます。
3つ以上のエージェント実行環境を利用したい場合は、プロジェクトを分ければエージェント実行環境を利用できます。
ログサイズ、送信メッセージ数、送信メッセージサイズにも月次制限がありますので、停止されても困らないように注意しましょう!
もし、停止された場合は次月のJST 9:00(UTC+0:00)になれば制限が解除されます。(クラウド実行環境も同様のサービス仕様です)