17
10

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【公式】ファミコンサウンドで遊ぼう!チップチューン制作環境『Pyxel MML Studio』のご紹介

Posted at

Pyxel MML Studioとは

Pyxel MML Studioは、Pyxelのサウンドエンジンを使った音楽制作環境です。

Pyxelのサウンドエンジンは、ファミコンのオーディオチップ仕様をベースに、現代的な拡張を加えた設計になっています。
そのため、Pyxel MML Studioで作れる曲は、ファミコン風のレトロサウンド、音楽ジャンルで言うところの「チップチューン」になります。

Pyxel MML Studioの主な特徴は、次のとおりです。

  • インストール作業なく、Webブラウザだけで使用可能
  • Pyxel版MML (Music Macro Language)を使ってメロディを入力
  • 作成した曲はURLやQRコードのみで公開可能

それでは、実際にPyxel MML Studioを触りながら、これらの特徴を順に見ていきましょう。

Webブラウザがあればどこでも使用可能

まずはこちらのリンクからPyxel MML Studioを起動させてみてください。

特別なインストール作業等なく、Webブラウザに次の画面が表示されます。

初回ロード時のみ起動に少し時間がかかりますが、2回目以降はより短い時間で起動するようになります。

Pyxel MMLを使ったメロディ入力

MMLはMusic Macro Languageの略で、レトロパソコンなどでよく使われていた音楽の入力形式です。

一般的な説明はWikipediaの記事に任せるとして、Pyxel MML StudioではPyxel向け仕様のMMLを使ってメロディを入力していきます。

まずは、簡単なお試し入力をしてみましょう。

  • CH1のテキストボックスにCDE
  • CH2のテキストボックスにEFG

と入力してみてください。(大文字・小文字はどちらでも構いません)

入力が終わったら、上にあるPLAYボタンを押します。

すると、

  • CDE → ドレミ
  • EFG → ミファソ

のメロディが2チャンネル同時に再生されます。

各ボタンの機能とショートカットは次のとおりです。

  • PLAY:再生を開始 [Ctrl (Cmd) + Enter]
  • STOP:再生を停止 [ESC]
  • LOOP:繰り返し再生の切り替え [Ctrl (Cmd) + L]

Pyxel MMLのコマンド仕様を詳しく知りたい場合は、ツール左上にあるPyxel MML Commandsのリンクから確認できます。

URLやQRコードのみで完結する作品公開

実は、Pyxel MML Studioにはロードやセーブ機能がありません。

その代わりに、入力したすべてのMMLはクエリパラメータとしてURLに直接埋め込まれる仕組みになっています。

そのため、URLを共有するだけで作品の公開が可能です。(そして、MMLが長くなるほどURLもドーンと長くなっていきます)

また、URLに対応するQRコード画像も同時に生成されるため、QRコードを共有して作品を公開することもできます。

ではここで、Pyxel MMLマスターのfrenchbreadさん(しろもふファクトリー)による、ファミコン版ウィザードリィのオープニング曲の入力例を見てみましょう。

MMLデータが組み込まれたURLは、このようになります。
?mml= 以降が、MMLデータ部分です。

https://kitao.github.io/pyxel/wasm/mml-studio/?mml=C4RgDGAEACKQ9gFkgR3FANiAbJAbiAExQAmiAZgBwmUCml5A5lQHS2oCcpiaEJtTAIaVGggHwBjahIA8kKgCMAtJUGFJAagGNIw5vSbzaNKscgyFlTSQkb+t-uUHLVlSIwYjELGR9NuULkgSQgBuUAgYOHgAZlR0SAw3AkjyREEhQWQ05XTEMUZEOVyxWkQyQshlEgslSRlxEgz3O1oGsXEJcnYbC0ZjW19OKHIwiKhoKFj4yKT8SlJCCSLcgDIqpURCtNLkMlsVzaz3fOWZHOQywX0Seo3rxFXGZSyxYeCwoA

リンクを押して曲を再生してみてください。
なかなか素敵ではないですか?(特定の年代に強く刺さる予感がします)

各チャンネルの横にある SOLO ボタンと MUTE ボタンを使うと、そのチャンネルのみを再生したり、ミュート(再生オフ)に切り替えたりできます。
ぜひ、いろいろ試してみてください。

Pyxel MMLを全力で使いこなしてみる

そういえば今日はクリスマス 🎄

せっかくの記念日ということで、frenchbreadさんに無理を言って「クリスマスらしい曲」というリクエストで、もう一曲Pyxel MMLの作例を作っていただきました。

このチップチューンをBGMに、Pyxel Advent Calendar最終日となるクリスマスを、皆さんに楽しく過ごしてもらえたらうれしいです!

最後に少しだけ宣伝です🤭

Pyxelの開発は、GitHubのスターを励みに、無償で続けています。
「応援しているよ」という方は、Pyxelリポジトリ にスターを付けていただけると、作者のやる気につながりますので、ぜひよろしくお願いします!

17
10
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
17
10

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?