1. はじめに
本記事では、私がこれまでに取得してきた AWS認定試験12種 の合格体験を、時系列順 に整理して振り返ります。
対象読者は、AWS認定に興味がある、あるいは業務でAWSを活用している方を想定しています。
余談:社会人の方はなかなか勉強時間が確保できないものですが、私の場合は会社の昼休みに15分~20分くらい確保するのを目標にしていました。
| 合格年月 | 資格名 | 試験コード | 勉強時間(実績) |
|---|---|---|---|
| 2022-09-17 | AWS Certified Cloud Practitioner | CLF-C01 | 15時間 |
| 2022-10-08 | AWS Certified Solutions Architect – Associate | SAA-C03 | 30時間 |
| 2022-11-05 | AWS Certified Developer – Associate | DVA-C03 | 20時間 |
| 2023-06-04 | AWS Certified DevOps Engineer – Professional | DOP-C01 | 50時間 |
| 2023-07-01 | AWS Certified Solutions Architect – Professional | SAP-C01 | 30時間 |
| 2025-05-05 | AWS Certified AI Practitioner | AIP-C01 | 5時間 |
| 2025-05-26 | AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate | MLA-C01 | 10時間 |
| 2025-06-08 | AWS Certified Data Engineer – Associate | DEA-C01 | 10時間 |
| 2025-08-10 | AWS Certified Machine Learning – Specialty (廃止予定) | MLS-C01 | 20時間 |
| 2025-09-01 | AWS Certified Security – Specialty | SCS-C02 | 20時間 |
| 2025-10-06 | AWS Certified Advanced Networking – Specialty | ANS-C01 | 30時間 |
| 2025-11-09 | AWS Certified CloudOps Engineer – Associate (旧SysOps) | SOA-C03 | 10時間 |
※ 2025年11月18日より新しい「AWS Certified Security – Specialty (SCS-C03)」の試験が開始されます。
※ 「AWS Certified Machine Learning – Specialty」は2026年3月31日をもちまして廃止予定です。
2. 私とAWS
なぜAWS認定を取るのか
私が受験したきっかけは当時の上司からの「AWS Developer BootCampに参加してみない?」というお誘いでした。
2022年当時の私はAWSでもごく一部(CloudFront、EC2、RDS、S3など)のサービスしか触ったことがなく、他のサービスはほぼ未経験の状態でした🥺
今思えば「AWS Developer BootCamp」は特に事前知識はそこまで必要なかったのですが、この時の経験が後ほど生きてくることになりました🥺
誘っていただいた当時の上司には本当に感謝しています🥺(もう会えないのが寂しい🥺)
AWS Developer BootCampとは
AWSクラウド開発に特化した「実践型ワークショップ/トレーニングプログラム」です。
主に開発者やインフラエンジニア向けに、クラウドネイティブアーキテクチャ・サーバーレス・CI/CD・セキュリティ・監視など、現場で役立つAWSサービスをハンズオン形式で体系的に学べる取り組みです。
受験前の私のスペック
- 資格:IPA 基本情報技術者試験(FE)のみでした🥺
- 16年ほどWebシステム開発(要件定義、設計、製造、試験)に従事しておりAWSはほぼ初心者。
3. 試験取得の軌跡(ざっくり時系列)
3.1 2022年 AWSを初歩から学ぶ
🗓 2022-09-17 Cloud Practitioner
「AWS Developer BootCamp」の開催に間に合うように、CLFを受験しました。
当時、AWSサービス名がさっぱり解らず、かつ勉強の仕方も定まっていなかったのでかなり苦戦しました🥺
🗓 2022-10-08 Solutions Architect – Associate
SAAは2番目に苦労した試験になりました。(1番はDOP・・)
Cloud License さんの問題を繰り返し解きましたが、問題数がとにかく多く全部は間に合わなかったので試験当日のギリギリまで問題を解いて足掻いてた🥺
(試験の前の週にMotoGP行ったりしてた🏍️楽しかった🥺)
🗓 2022-11-05 Developer – Associate
SAAでの失敗を教訓に、Cloud License以外にもBlack BeltやYoutubeの公式動画、ハンズオンなど、とにかく実際にサービスを触ってみるようにして、AWSに慣れることを意識しました。
結果、AWS Developer BootCamp でも開発に関するサービスを色々触って、知見が深まっていった時期でした。
(本当は年内にSOAも受験予定だったが、3日間だけだけど入院することになってしまい精神的に色々あって諦めた🥺)
🔍 振り返り:
- AWS Developer BootCampをきっかけにCLF、SAA、DVAを取った。
- 試験よりも実際にサービスを使って何か作るのが一番面白いと改めて感じた。(やはり自分は勉強よりも実務が好き🥺)
3.2 2023年 Professionalを狙う
🗓 2023-06-04 DevOps Engineer – Professional
唯一、1回落ちた試験🥺
とにかく問題の内容が複雑で理解するのが大変だった。
Cloud Licenseだけではどうしても本質的な理解ができずに、Black Beltやハンズオンなどで実際にサービスを使って、理解を深めることで何とか合格できた。
🗓 2023-07-01 Solutions Architect – Professional
確実に合格するためにとにかく実際に色んなサービスを使ってイメージを確実に掴むことを重点的に意識した。
結局、Cloud Licenseは半分くらいまでしかやらなかった。
AWS Black Belt オンラインセミナー(公式動画)
AWS Black Belt オンラインセミナーは、AWS公式が提供する無料の学習コンテンツで、最新サービスの技術解説やベストプラクティス、運用・設計のポイントを網羅しています。
試験対策としても非常に有用で、私はあまり使ったことがないサービスのイメージを掴むために結構視聴していました。
- 動画はYouTubeのAWS公式チャンネルでオンデマンド視聴可能。
- 各種講義ごとにPDF資料も提供されていて、復習にも最適。
- 例えば、Amazon Auroraの概要やコスト最適化、Amazon Cognitoの認証設計、GuardDuty Runtime Monitoringの詳細など、実務に直結するテーマが豊富。
- 新機能や最新のAWSサービス動向を追うのに最適で、継続的にアップデートされているため学習習慣化にも便利。
【参考リンク】
- AWS Black Belt Online Seminar 一覧: AWS公式ページ
🔍 振り返り:
- DOP、SAProはAWSが推奨するベストプラクティス(Well-Architected Frameworkなど)を頭に叩き込むようにした。
- 2つPro試験に合格すると社内でのAWS資格手当が上限になるので、一旦ここまでで良いかなと満足した🥺
- AWS試験を受けた経験により勉強習慣が出来たため、他の試験(IPAや電気通信主任技術者試験など)に対しても前向きな気持ちを持つことができるようになり、実際に色んな試験を受験して合格出来たのは良かった🥺
3.3 2025年 全冠制覇を目標に再始動
以前からAll Cert の存在は知っていたが、Japan AWS Top Engineer と Japan AWS Ambassadors などの存在を知り、自分も目指してみるために全冠制覇も目指すことにした。
🗓 2025-05-05 AI Practitioner
IPA春試験後(システムアーキテクト試験)の7月に電気通信主任技術者試験(伝送)を受ける予定だったので、まずは1週間くらいで何とかなりそうなものから始めた。
実際、Cloud Licenseを1周やってすぐ受験した。
🗓 2025-05-26 Machine Learning Engineer – Associate
AWSというより機械学習に関する問題が多く、結構苦戦した。
Cloud Licenseを1周やって、初見で間違ったものをもう1回復習した。
🗓 2025-06-08 Data Engineer – Associate
MLAと同じで、初めて知る言葉や概念が多く苦戦した。
Cloud Licenseを1周やって、初見で間違ったものをもう1回復習するやり方で対応した。
🗓 2025-08-10 Machine Learning – Specialty(2026年3月31日廃止予定)
先にMLAとDEAを受けていたので、比較的理解しやすかった。
この辺りでCloud Licenseを1周やって、初見で間違ったものをもう1回復習する学習方法を極めた!
🗓 2025-09-01 Security – Specialty (SCS-C02)
Cloud Licenseを1周やった。問題自体は実務に役に立つものが多く面白かった。
🗓 2025-10-06 Advanced Networking – Specialty
Cloud Licenseを1周やった。
色んな人から一番難しいと聞いていたので心配だったが、自分でも何とかなるぐらいで安心した🥺
🗓 2025-11-09 CloudOps Engineer – Associate (SOA-C03)
Cloud Licenseを1周やった。
3年越しでついに受験できた。その間に試験名が変わってラボ試験がなくなった。
🔍 振り返り:
- 他試験との兼ね合いや仕事、プライベートなど無理のないように余裕を持ったスケジュールを心掛けた。
- CloudOps Engineerの前に、新しい生成AIのPro試験が増えることが判明して🥺だった。
- なお、「AWS Certified Generative AI Developer - Professional」は2025年11月18日よりベータ試験が開始予定で、開発者が基盤モデルやRAGアーキテクチャを活用してAIソリューションを構築するスキルを証明可能。
Cloud License(Web問題集)について
Cloud License は有料のオンラインAWS認定試験対策問題集サービスで、主にAWS認定に特化した問題を多数提供しています。学習モードと本試験モードがあり、学習モードは1問1答形式で隙間時間にも手軽に使え、本試験モードは本番試験に近い模擬試験形式で実践的な演習が可能です。
問題数は資格ごとに異なりますが、多いものは1000問を超えるものもあり、試験範囲の広さや難易度と比例することがあります。
例えば、Solutions Architect – Associateでは約1200問以上、Data Engineer – Associateでは70問前後です。
学習モードで全問を100%解くのは時間がかかるため、合格の効率を上げるなら本試験モードを繰り返すか間違えた問題をお気に入りに登録して後から復習できるようにすると良いです。
※私は、初見で間違えた問題は(1)に、当たってたけど自信がない問題は(2)に登録して、次回(1)の問題が当たった場合は(2)に変えてという風にお気に入り機能をフル活用しました!
※Cloud License は公式AWS教材ではないので、AWS公式ドキュメントやAWS公式トレーニングと併用するのがベターです。
※契約プランにより利用可能問題数が異なり、継続的な学習に便利な学習履歴管理機能があります。
4. まとめと今後の展望
- 合格して満足しない:AWS認定試験はきっかけの1つです。AWSを正しく、深く理解できるように日々情報のキャッチアップを続けて行きましょう!
- 常にお客様にベストな提案を:AWSはあくまで目的を遂行するための手段の1つです。お客様にとって最善な提案を行えるようにAWSに固執しないで柔軟な発想を持ち続けられるように!
- 私がAWS認定を全冠制覇できたのは、「試験で学び、実務で使う」 ことを目標にしていたからです。実際、まだまだ少ないですが2年前くらいから色々なAWSサービスを利用したシステム開発を行うようになりました。その都度ベストな構成を提案していくことを目標にしています。
- あと最低3年くらいは全冠を維持したい🥺
- 皆さんも、合格を単なるゴールにせず、実務で使えるクラウドスキルとして自分に落とし込むことを意識してやってみてください🥺
2025/11/10 追記
AWS Certified Generative AI Developer - Professional が新たにリリースされる予定です。
正式な試験になったら早速受験してみます!