PythonをMiniconda環境で使おう
これやったらとりあえずPythonでプログラミングを試せます。
シンプルに。実際のコーディングや動作はJupyter labの記事に記載します。
ここはインストール編です。
環境
● Windows10 64bit
● PC: Surface Go2
Minicondaのインストール
以下のサイトにいってMinicondaをダウンロードしてInstallします。
https://docs.conda.io/en/latest/miniconda.html
パッケージをインストールしよう
Minicondaをインストールしたら各種パッケージを手動でインストールしましょう。
Windowsのスタートから「Anaconda3」から「Anaconda Prompt (install)」をクリック、プロンプト画面を出します。
インストールコマンド例（ここではjupyterlabをインストール）
: conda install jupyterlab
ここでProceed([y]/n)?のところに「y」を押してエンターを打ちます。
プロキシの設定
企業内のイントラなどからインターネットにアクセスする場合、多くのケースでプロキシの設定が必要となります。プロキシの設定をしていない場合、上記のconda install $package_nameもHTTPのアクセスエラーで遮断され、Errorが返ってきます。condaの設定ファイルにプロキシの設定をしましょう。これはインストールディレクトリに.condarcファイルを作成して、プロキシの設定を書き込めば完了です。
- minicondaのインストールディレクトリにテキストを作る a.txt
- a.txtにメモ帳などのアプリでプロキシの設定を記述する
proxy_servers:
http: http://proxy.XXXX:PortName
https: https://proxy.XXXX:PortName
（半角スペースがhttp, httpsの前に入ります。）
3)コマンドプロンプトでファイル名をa.txt から.condarcに変更する
コマンドプロンプト
:ren a.txt .condarc
パッケージのインストール
上記の例のように必要なパッケージを手動でインストールしていきます。
基本パッケージ（おススメ）
numpy : conda install numpy
pandas : conda install pandas
matplotlib : conda install matplotlib
scipy : conda install scipy
jupyterlab : conda install jupyterlab
- jupyterlabはJupyter notebookの後継。ブラウザベースのエディタ。ケースバイケースですが、個人的には使いやすいエディタ環境の一つ。
グラフ関係
seaborn : conda install seaborn
plotly : conda install plotly
- plotlyのインタラクティブグラフを使うためにinstallだけではなくextentionの設定も必要（別記事で説明予定）
RPA系、画像系
conda install selenium
conda install -c conda-forge opencv
conda install -c conda-forge pyautogui
conda install -c conda-forge pyperclip
conda install -c conda-forge openpyxl
Jupyter LabでPythonを使ってみる
「Anaconda Prompt (install)」を立ち上げて
: jupyter lab
と入力。Jupyter lab3が立ち上がります。
Pythonを実際に動かしてみるのは、Jupyter Labの記事へ。
https://qiita.com/kisei/items/100fa7496a575a8a8cee