▼機器にログインしたらまずは、
SWA>enable
これは基本ですね!
▼とあるネットワークへのネクストホップを知りたい場合は、
SWA#show ip route [調べたい宛先ホストIPまたはネットワーク]
の前に、最近ではL3スイッチの内部でVRFが切られていることもあるので、
私はまず、
SWA#show vrf
でVRFの有無を確認します。
ルーティングテーブルはVRFごとに存在します。
▼VRFがある場合、
SWA#show ip route vrf [VRF名] [調べたい宛先ホストIPまたはネットワーク]
とします。
▼VRF名が「hoge-vrf」、調べたい宛先ネットワークが「172.16.6.0」の場合は下記のように指定します。
SWA#show ip route vrf hoge-vrf 172.16.6.0
▼出力結果の例
O 172.16.5.0/24 [110/2] via 172.16.2.2, 00:00:20 Vlan20
・この例では先頭のOはOSPFでアドバタイズ(広告)されてきた経路情報であることを意味します。
・EだとEIGRP
・Sはスタティック(手動で設定した経路)
・CはConnected(直接接続されているネットワーク)
です!
・Viaは「●●経由」という意味なので172.16.2.2がネクストホップ
・この径路が広告されてきてからの経過時間は20秒
・そしてinterface Vlan20 の先にネクストホップが存在します。
▼そして下記でインターフェース情報を確認することができます。
#show run int Vlan20
interface Vlan20
description ##SWB##
ip address 172.16.2.1 255.255.255.0
な感じに接続されていることがわかります。
Descriptionの情報は時に古かったり誤っていたりするので、対抗機器の情報は対抗機器に直接ログインして確認するのが最善です。
同じようにネクストホップにログインしてshow ip route
すれば、調べたい宛先ネットワークへの径路がわかると思います。
これらはもちろん、経由機器に置いてicmpが許可されていればtraceroute
コマンドで経由機器を一発確認することも可能です。