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Eclipseにおける自動フォーマッタの利用方法

Last updated at Posted at 2022-03-23

はじめに

こんばんわ、きりです。
本記事はNablarchを使ってみようのサブ記事として作成しております。

前回はCheckStyleについて整理しました。
CheckStyleを活用することで、チームや個人開発でのコード規則を統一することができる、
一方、手直しに少なからず手間がかかることという問題があります。

今回は、基本的な入力規則を自動で修正してくれる自動フォーマッタについて、整理します。

本記事以外のコンテンツはこちらから閲覧可能です。

なるべく、初心者目線で作成するつもりですが、分かりづらい部分ありましたら、コメント頂きたいです。

作業内容

  • 自動フォーマッタとは
  • CheckStyleのインストール
  • CheckStyleの構成を確認する
  • CheckStyleの有効化
  • CheckStyleの結果を確認する

動作環境

種類 バージョン
OS Windows Professional 20H2
Eclipse 2022 Full Edition

※Eclipseのダウンロードについては、こちらの記事をご確認ください。

自動フォーマッタとは

CheckStyleがソースのスタイルチェックなら、自動フォーマッタはスタイルの自動修正機能です。

自動フォーマッタの設定

自動フォーマッタの設定は設定ダイアログ>Java>コード・スタイル>フォーマッター より行います。

image.png

デフォルトでは「Pleiades[カスタム]」というものが設定されているようです。

プロファイルをインポートする

こちらのGithubリポジトリより、eclipse-java-google-style.xmlファイルをダウンロードまたはコピー&ペーストでローカルにeclipse-java-google-style.xmlファイルを作成します。
場所は任意の場所で良いと思いますが、私は以下の階層にフォルダとファイルを作成しました。
{Pleiades All in Oneフォルダ}/settings/formatter/eclipse-java-google-style.xml

フォーマッター設定にて、インポートボタンをクリックし、作成したxmlを選択します。
image.png
インポート後
image.png

フォーマットを実施する

EclipseのダウンロードとHello Worldで作成したhelloworldプロジェクトのHelloWorldクラスに対して、フォーマットを実施してみましょう。

ソースの中身を以下コードを貼りつけて、Ctrl+Shift+Fを押して、フォーマットしてみましょう。

HelloWorld.java
package helloworld;

public class HelloWorld{
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Hello, World!");
    }
}
  • フォーマット前
    image.png

* フォーマット後
image.png

フォーマット前後を比べてみると、インデントやスペースがフォーマットされ、警告が減っていることがわかります。
Javadocについては、当然ですが、自動では記入されないので、自分で入力しましょう。

保存時に自動でフォーマットするように設定する

毎回、Ctrl+Shift+Fしても良いのですが、保存時に自動でフォーマットしてくれた方が漏れなどもなくなるので、設定してみます。
設定ダイアログ>Java>エディター>保存アクションを選択し、「ソース・コードのフォーマット」にチェックをします。

image.png

最後に

本記事では自動フォーマッタについて、整理しました。

CheckStyleと自動フォーマッタを利用することで、一見、最強の矛と盾を手に入れたようにも思えますが、
開発を進めていくと、自動フォーマッタで直した部分にCheckStyleが警告するようなケースが考えられます。
そのような場合はCheckStyleか自動フォーマッタの一部のルールを変更する必要があるのですが、
そちらについては、ケースに遭遇した際に記事を更新しようと思います。

本記事以外のコンテンツはこちらを御覧ください。

参考URL

Eclipseフォーマッターを使って効率よく可読性の高いソースコードを書こう!

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