4
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

EclipseのダウンロードとHello World

Last updated at Posted at 2022-03-23

はじめに

こんばんわ、きりです。
本記事はNablarchを使ってみようのサブ記事として作成しております。

私自身、Nablarch開発に携わるまで、Java開発自体行ったことがなかったのでEclipseという単語は聞いたことが
あったものの、実際に使ってみるのは初めてとなります。

本当は普段使っているVSCodeで、Java開発についての記事を投稿したかったのですが、需要がなさそうなので、
まずは王道的にEclipseについて、何回かに分けて記事を投稿していく予定です。

本記事以外のコンテンツはこちらから閲覧可能です。

なるべく、初心者目線で作成するつもりですが、分かりづらい部分ありましたら、コメント頂きたいです。

作業内容

  • Eclipseのダウンロード
  • Eclipseの起動と環境設定
  • 新規プロジェクトを作成してHello Worldする

動作環境

種類 バージョン
OS Windows Professional 20H2

Eclipseのダウンロード

ダウンロードはPleiades: 統合開発環境 Eclipse 日本語化プロジェクトThe Eclipse Foundationの2パターンが存在するようです。
特にこだわりがなければ、日本語され、かつ、JDKをはじめいろんなライブラリがAll in OneされているPleiadesからダウンロードすれば良いと思います。
本記事では、Pleiadesからダウンロードし利用します。

ダウンロードの流れ

  • サイトへアクセス
  • 対象のバージョンを選択
  • Full EditionとStandard Editionのどちらかを選択してダウンロード
  • ダウンロードしたファイルをお好みのフォルダへ展開

サイトへアクセス

Pleiades: 統合開発環境 Eclipse 日本語化プロジェクトへアクセス。

image.png

試しに、Eclipse 2022を選択してみると、以下のようなページに遷移します。

image.png

なんとなーくわかると思いますが、バージョン毎に内包されている、ライブラリやJDKなどのバージョンが異なるようです。

対象のバージョンを選択

バージョンによる違いはダウンロード物に含まれる、Eclipse自身や各ライブラリのバージョンなどの違いです。
学習目的であれば最新版を選択すればよいです。
保守開発や方式にて使用するライブラリのバージョンなどが決まっている場合は、それに合わせてバージョンを選択すること。

なお、JDKについては、最新版であれば、8,11,17が含まれているので、要件に応じて設定で切り替えることが可能と思われます。

Full EditionとStandard Editionのどちらかを選択してダウンロード

Standard Editionには、Eclipse 実行用JDKやJDKが含まれません。
特別な理由がなければ、「Full Edition」を選択すれば良いと思います。
ダウンロードサイズは1GBを超えてきて、とても時間がかかるので、寝る前やご飯前にダウンロードを開始しておくことをオススメします。

ダウンロードしたファイルをお好みのフォルダへ展開

選択したバージョンによって、自己解凍型のexeの場合とzipファイルの場合があるようです。
自己解凍型のexeの場合は、OSから警告がでますが、そのまま実行すれば指定したフォルダに展開されます。
zipファイルの場合はそのまま解凍して成功すれば良いのですが、解凍が失敗する場合こちらを参考に、ファイル名を短縮し、7-Zipで解凍するとうまくいくようです。

解凍先はお好みですが、Cドライブ直下に置くケースが多いようです。
私は少数派かもしれませんが、「C:/Program Files」にコピーして利用します。
なお、解凍するだけで、インストール作業は不要です。

Eclipseの起動と環境設定

  1. 展開先フォルダ\eclipse\eclipse.exe を実行
    image.png
  2. ワークスペースを指定するよう指示があるので、ソースを保管するフォルダを指定(デフォルトだと../workspace)
    image.png
  3. 次章にて環境設定を行う

環境設定について

Eclipseの環境設定のうち、必要最低限の部分を説明します。
基本的にはデフォルト設定のままで問題ないと思いますので、変更が必要な場合の参考にして頂ければと思います。

  • JREの設定
  • コンパイラーの設定

設定の前に(Javaのバージョンについて)

Javaを使ったシステムにおいては、最新バージョンの新機能よりも、安定性やサポート期間が優先されます。
世界で稼働するJavaシステムのバージョンは8(ついで11)がほとんどです。
少し古い資料ですが、ソースはこちらです。

JREの設定

プロジェクト作成時にビルド・パス設定に追加される、Java実行環境 のバージョンを指定します。

プロジェクト作成後もビルド・パス設定にて、変更ができます。

  1. メニュー>ウィンドウ>設定 をクリック
  2. サイドメニュー>Java>インストール済みのJRE を選択
    image.png
  3. 必要に応じて、javaバージョンを切り替える(画像だとJava17がデフォルトとなっている)
  4. 「適用して閉じる」ボタン をクリック

コンパイラーの設定

ビルド時に使用するJDKバージョンを指定します。

  1. メニュー>ウィンドウ>設定 をクリック
  2. サイドメニュー>Java>コンパイラー を選択
    image.png
  3. コンパイラー準拠レベルを必要に応じて切り替える(画像だと17となっている)
  4. 「適用して閉じる」ボタン をクリック

新規プロジェクトを作成してHello Worldする

  1. メニュー>ファイル>新規>Javaプロジェクト をクリック
    image.png
  2. 新規Javaプロジェクトダイアログにて、プロジェクト名を入力(今回はhelloworld)し完了ボタン をクリック
    image.png
  3. パッケージ・エクスプローラのクラス名(helloworld)を右クリック>新規>クラス をクリック
    image.png
  4. 新規Javaクラスダイアログにて、名前(今回はHelloWorld)を入力し、「public static void main(String[[] args)」をチェックし、完了ボタン をクリック
    image.png
  5. 作成されたHelloWorld.javaのmain関数内にHelloWolrdを出力するコードを入力する
        
HelloWorld.java
package helloworld;

public class HelloWorld{
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Hello, World!");
    }
}

    
6. 実行ボタン(または、Ctrl+F11)プロジェクトを実行する
成功すると、コンソールウィンドウに「Hello World!」の文字列が表示されます。
image.png
image.png

最後に

今回はEclipseのダウンロードと、新規Javaプロジェクトを作成し、実行までを行いました。
やってやった感はあると思いますが、まだまだ、入り口の入り口、どんどん先に進めましょう。

以降の記事についはこちらから閲覧可能です。

参考URL

Eclipseの「フォルダーを開くことができません」が出る原因と解決策
Eclipseの環境設定
数字で見る 2020年における Java の現状

4
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?