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後輩に伝えたい「配属先選び」のリアル

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はじめに

こんにちは、何が何だかわからず開発に配属されて1年たったエンジニアです。
今日は、主に1年目のエンジニア向けに超個人的な話(アドバイスにもならない自論)をしようと思います。


2026年6月現在、新卒1年目のみなさんは約2か月の手厚い研修の真っ最中だと思います。

難しい課題に取り組みながら、
「自分がどのDeptで働きたいか」
「どんな業務をしたいか」
を考えて、先輩に話を聞いたり、参考文献を読んだりしている時期だと思います。

正直、去年の私は「どんな業務をしたいか」などを考えるよりも、もっと手前の段階で思考停止していました。

(マジのマジで開発のこと何もわからなかったからです)


もし、周りの同期がすでに具体的なキャリアプランを持っていたり、先輩に鋭い質問をしていたりするのを見て、

「自分ももっと具体的な質問をしなきゃ」
「無理にでもDeptのことや開発業務の内容を詳しく知っとかなくちゃ」

とプレッシャーを感じている人がいたら、

ぜひ私のこの「ちょいゆるめの考え方」も一つの参考にしてもらえると嬉しいです:ribbon:




実は、私が今いる配属先は、
1年前の私がピンポイントで熱望して出した場所ではありませんでした。

当時は「ぼんやりとした、なんとなくこんな働き方がしたい」というイメージを書いて提出した結果、ここに決まりました。
そして今、この配属先を決めてくれたすべての方に感謝しているくらい、理想的な場所で働けています。

「これといった理想がなかったのに『理想的』なんて矛盾している!」と思われるかもしれませんが、実はここがわたし的には最大のポイントです。

最初に知っておいてほしい「配属の前提」

Product Divの研修は本当に手厚いです。
最終的に希望を提出する流れになっていますが、「希望が100%必ず通るわけではない」というのが現実で、
最終判断は、上層部の会議で全体のバランスや適性を見て決定されます。


「じゃあ希望を出す意味って何?」と思うかもしれませんが、大アリだと思います。

けど、その「出し方」に固定概念を持たない方がいいな、とも思います。
未経験だった私が1年経って気づいた、おすすめの考え方が以下の3つです。


1.具体的すぎる業務内容の希望は、なるべく持たなくていい(未経験の場合は特に)

2.「どんな人と働きたいか」ではなく「どんな自分で働きたいか」を軸にする

3.配属されて1年以上経ってから「答え合わせ」ができそうな希望を持っておく

ひとつずつ、私のエピソードと共にお話しします。

1. 具体的すぎる業務内容の希望は、なるべく持たなくていい

研修中、いろんなDeptの紹介資料を読んだり、先輩に話を聞いたりする機会があると思います。でも、当時のエンジニア未経験の私はこう思っていました。

「〇〇Deptはこんなことをしているよ!」と言われても、「へええ、そうなんだ」 となるだけで、自分がその環境にいる姿なんて到底イメージできな……い。

やったことがないのだから、具体的すぎる業務内容の希望なんて持てなくて当然だなと途中から振り切りました。
下手に「この言語で、この製品の、この機能をやりたい!」とガチガチに固めてしまうと、配属がズレたときに勝手に小絶望してしまうと思います。

※すでに開発経験が豊富な方は、具体的な業務内容で考えてガツガツアピールするのもいいと思います!

2. 「どんな人と」ではなく「どんな自分で」働きたいかを軸に持つ

私が今いるグループは、同期は私だけで、周りの先輩方は全員すんごい開発力を持ったプロフェッショナル集団です。

正直、配属当初「なんで自分がここに?」感は否めませんでした。(多分同期にも思われてた)

でも、私が研修終了間際に残していたメモには、こんなことが書かれていました。


オンボーディング期間は毎日何かしら「?」と思うことがあり、
そのたびに疑問を持つ→手を動かしてみる/もしくは調べてみる→解決する→疑問が一つ減る、という循環が楽しい。

しかし、まだまだキャッチアップから逃げていた場面もあるから、迷惑をかけない程度にこの循環のスピードを上げて、来年までには「→人に教える」という段階も踏めるようになりたい。

当時の私は、「すごい先輩たちに囲まれたい(どんな人と)」ではなく、「疑問を放置せず、自分で調べて解決する循環のスピードを上げられる(どんな自分で)」 環境を求めていました。

当時の私は今よりもっと知らないことだらけでした。
それなのに、チームの方々は、単に降ってきたタスクをこなす実装だけでなく、
実装の手前である「要望整理」という0ステップ目からの開発フローを、未経験の私に任せてくれました。

また、Meetやtimesで質問を投げると、メンバーの皆さんが驚くほどのスピードで反応してくれる環境がありました。

この任されてる感と安心感があったからこそ、
開発未経験の私にとって最初はハードルが高く見えたインフラ領域などにも、ビビりながらではありますが「ちょっと触ってみよう」と一歩を踏み出すことができました。

「誰と働くか」は自分ではコントロールできません。
でも、「そこでどんな風に振る舞う自分でありたいか」 という姿勢をなんとなく持っていると、周りの先輩たちも「あ、この子はこういう風に成長したいんだな」と気づいて、それに合わせたサポートを投資してくれるのかな、と感じています。

3. 1年以上経ってようやく「答え合わせ」ができそうな希望を考えておく


ここで、最初にお話しした「これといった具体的な理想がなかったのに、なぜ今『理想的な場所』で働けているといえるのか」という矛盾の説明をさせてください。

配属の希望を出すとき、1ヶ月~3ヶ月の配属されたときの具体的な「業務内容」で考えるのは少し危険です。

たとえるなら、あの味を再現したい!と思って作る料理より、
「なんか美味いもん食べたい」で作った料理のほうが結果的に満足度高かったりします。

キャリアプランがまだぼんやりな方は、「どんな環境にいたら幸せか」というカルチャーや空気感をベースに希望を書いておくのが個人的なおすすめです。

何度も言うように、1年前の私は、エンジニア未経験だったこともあり、具体的な業務の理想は何もありませんでした。
ただ、昔から「誰でも手を挙げられる空気感」や「ピリピリしていない、フラットに議論ができる場」が好きだったので、そういう「なんとなくこんな働き方がしたい」という組織の解像度だけを書いて配属希望を提出しました。




そして配属されて1年が経った今、ふと実感します。
「毎日のミーティングで、全員がポンポン意見を言ったり質問したりしている環境で働けてるなあ」と


このように、1年たってようやく言語化される理想の働き方が私にはありました。

上長や会議で配属を決めてくれた人たちは、
私の「ぼんやりとした、でも大切にしたい軸」をしっかり見て、それが一番叶う場所を選んでくれました。

おわりに

気負わず、今の研修を楽しんでください!

いろいろと書きましたが、結論として伝えたいのは、エンジニアの仕事は、配属されて実際に手を動かしてみて初めてわかることだらけなので、「配属される前から完璧な正解を選ぼうとしなくて大丈夫だぜ、きっと」ということです。


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