今回は、生成AIに質問しても、上手く回答が引き出せていない方々向けに、「問いかけ」の基本構造を説明し、プロンプトエンジニアリングの初歩がマスターできるように寄り添います。
基本構造がわかると、生成AIとうまく対話が出来るようになります。
知的探究のプロセスとして「①問い → ②探索 → ③発見 → ④俯瞰」を意識した構成になっています。
これを意識するだけで、問いを立てやすくなります。
①問い
2025年、ふとした興味から「最近のトレンドを知りたい」と思い立った。ChatGPTに問いかけてみたところ、そこに浮かび上がってきたのは、単なる流行情報の羅列ではなく、「時代の価値観の変化」そのものだった。
②探索
「Sober(しらふ)」── 静かな反抗
極端なトレンドに踊らされるのではなく、自分自身の「納得」と「心地よさ」に根ざした選択を重視する。Z世代を中心に広がるこの「Sober(しらふ)」な感覚は、派手に飾らず、無理に盛らない、淡々とした自己表現のムードを育てている。
かつて「盛る」ことが正義だったSNSでは、BeReal.のような「リアルな一瞬」だけを切り取るアプリが定着し、「ビジュいいじゃん」「メロい」といったZ世代語は、素直な感性をそのまま表現している。
流行のライフサイクルは、もはや数ヶ月単位。「拡散→定着→死語化」までが一瞬で起きる時代。その中で、「自分らしい一貫性」が、静かに価値を帯びている。
表面よりも、奥行きへ ── 美容とファッション
2025年の春夏ファッションでは、レイヤードスタイルやランジェリールックなど「あえて見せる」演出が目立つ一方で、ブルーシャツやラガーシャツといった定番回帰も進んでいる。派手なフリンジやオレンジといったビビッドな装飾も人気だが、それを2個持ちバッグで抜け感を加えるスタイルに昇華させているあたり、「映えるけれど、自分らしく」が主軸になっていることが読み取れる。
文化の萌芽はSNSから
「エッホエッホ」とフクロウを愛でる。「꾸미기(クミギ)」で身の回りを可愛く飾る。
Z世代の文化は、しばしばSNSの投稿構文や韓国カルチャーの影響から芽吹き、拡散され、可視化される。
検索エンジンよりもSNS検索が主流になった今、Z世代にとっては「何が流行っているか」より「誰がどう楽しんでいるか」のほうが大切になってきている。
世界と技術はどこへ向かう?
テクノロジーの世界では、生成AIやAIエージェントが業務効率化から「創造の相棒」へと変貌している。Webデザインには3DモデリングやエクスペリメンタルUIといった新たな表現手法が登場し、量子暗号・ポスト量子コンピューティングの議論も進んでいる。
つまり、2025年は 「効率の追求」から「創造力の拡張」 へと明確にフェーズが変わりつつある年だ。
③発見
グルメは「未知」と「健康」のバランスへ
コンビニで買えるアサイーボウル。ASMR動画で人気のチョコマシュマロ。SNS発の健康志向と映えの両立は、もはや基本路線だ。そこに加わる「ドバイチョコ」や「シャインマスカットボンボン」といった 未知の高級感 は、Z世代の遊び心とちょっとした冒険欲をくすぐる。
そしてエンタメは“覚醒”へ
アニメ『桃源暗鬼』のTV化、ジャンプの人気作『SAKAMOTO DAYS』、そして『Re:ゼロ』最終章…。物語は 混沌 と再生をテーマに動いている。
ファンタジーでもバトルでも、そこにあるのは 「個人の覚醒」や「選択の重さ」。
Z世代が共鳴する物語には、自己変容や意味の獲得が欠かせないのかもしれない。
④俯瞰
メタ視点で俯瞰すると ── 社会の変化
最後に、こうした変化をもう一段高い視点から見ると、次のような社会的潮流が浮かび上がってくる
領域 | 変化の方向性 | 核心の内容 |
---|---|---|
価値観 | 所有 → 意味 | 消費はモノの機能から背景のストーリー・理念へと重心を移し、「推せるか」 が選択の基準となっている。 |
テクノロジー | 効率 → 創造 | AIは労働から創造へと拡張し、人間の役割は「高度な判断と美意識」の発揮に再定義 されつつある。 |
マクロ経済 | 内需 → 外需連動 | 円安によるインバウンド需要が地方経済の高付加価値化を促進。コト消費による新たな成長モデルが注目されている。 |
社会課題 | コスト → 機会 | D&IやサステナビリティはCSRからCSVへ。見過ごされていた問題が、企業価値を高める資源へ変わっている。 |
働き方 | 管理 → 資本 | 人は「管理対象」ではなく「投資対象」へ。リスキリングと人的資本経営が企業競争力の源泉とされるようになった。 |
最後に
「最近のトレンドは?」という問いの裏には、「この時代をどう生きるか」というもっと大きな問いが潜んでいた。Soberであること、意味を選ぶこと、自分の価値観に立脚して何を推すか。それらすべてが、今を生きる私たちの行動原理になりつつある。
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