使いこなせる人と使いこなせていない人の格差が広がり始めてきたので、プロンプトジェネレータを作成して、使いこなす側になってみた。
やってみた
何故、作成したのか?
生成AIに質問をする仕方に、こなれていないので、思ったような出力が得られなかったので、どうすれば、思ったような回答が得られるようになるのか、テクニックを学びたかった。
作成しながら、技術を習得してみた感想
おー、こんな工夫をするだけで、得られる回答がこんなにも違うのか。。ということを実感するとともに、生成AIが上手く使えるようになった。これを学べば、皆さんも、思うような回答を得られるようになりますよ!
現在、2次元でのコミュニケーションが主流だが、近いうち、その人
かもしれない。こういう事が出来たらいいなと思うのは、恐らく、情報伝達の限界を感じているからではないだろうか?
AIに正確に情報を伝達出来たら、自分の得たい回答を得ることができます。この技術をプロンプトエンジニアリングといいます。
生成AIで、思い通りの答えを引き出すには?
プロンプトが不明確である場合、AIモデルはユーザーの意図を正確に理解できず、結果として全く無関係な出力を生成する可能性があります 。
例えば、「魚について教えて」という漠然としたプロンプトでは、料理のレシピから生物学、釣りに関するヒントまで、広範で意図しない回答が得られることがあります 。料理目的なのか、研究目的なのか、釣りという趣味なのか、を指示しないと、意図しない回答が返ってきます。
タスクが複雑であるほど、この問題はさらに複雑になります。AIに長文の政策文書の要約と批判的分析を同時に求めるような多面的なタスクでは、AIが一貫した出力を提供するのに苦労することがあります 。
例
シンプルな「翻訳して」という指示を、「以下の文章を自然で読みやすい日本語に翻訳してください。文脈を考慮し、専門用語がある場合は適切な訳語を選択してください」 といった具体的で効果的なプロンプトに変換します。
目的
ユーザーが求める結果を得るための最適化されたプロンプトを作成
AIモデルからより良い回答を引き出すための指示文の改善
全てのAIモデルには固有の技術的限界が存在します。これは、複雑なクエリの処理能力や、一度に処理できるトークン数(コンテキストウィンドウの制限)などに関わります 。トークン制限のためにデータが途中で切り捨てられたり、不完全な回答が生成されたりする可能性もあります 。
これらの限界を理解し、それに応じてプロンプトを計画することが重要です 。
AI技術は日々進化していますが、人間が複雑なプロンプトを入力しなくてもAIが意図を理解し、高精度な出力を生成できるようになる可能性はあります 。しかし、AIがどれほど高度に発展しても、人間の創造性や独自の表現(オーセンティックな声)は、長期的な成功のために依然として不可欠な要素であり、AIはあくまで創造性を強化するツールとして位置づけられるべきです 。
意図を明示していない漠然とした入力
ユーザーの意図を解析(キーワード、文脈、スタイル)
AIがそれを元に出力
魚は水中に生息する脊椎動物で、えら呼吸を行い、ひれを使って泳ぎます。
世界中の海洋、湖、川など、さまざまな水域に生息しており、その種類は非常に多岐にわたります。
一般的な特徴としては、以下のような点が挙げられます。
えら呼吸: 水中に溶けている酸素をえらで取り込みます。
ひれ: 推進力やバランスを取るために、背びれ、胸びれ、腹びれ、尻びれ、尾びれなど様々なひれを持ちます。
体表: 多くは鱗で覆われていますが、そうでない魚もいます。
変温動物: 周囲の水の温度によって体温が変化します。
魚は生態系において重要な役割を担っており、また人間の食料としても広く利用されています。
観賞用としても人気があり、アクアリウムなどで飼育されています。
特定の種類の魚や、魚に関する特定の情報(例えば、特定の生息地、食性、繁殖方法など)
について詳しく知りたい場合は、さらに質問を具体的にしてください。
意図を明示した入力
ユーザーの意図を解析(キーワード、文脈、スタイル)
詳細なプロンプトを構築(目的・トーン・構成などを明示)
魚料理は世界中で親しまれており、その調理法や種類は非常に多岐にわたります。
魚はタンパク質、オメガ-3脂肪酸、ビタミンDなどの栄養素を豊富に含み、健康的な食材として知られています。
一般的な魚料理の調理法には、以下のようなものがあります。
焼く:
塩焼き: 最もシンプルな調理法の一つで、魚本来の味を楽しめます。アジ、サバ、サンマなどがよく塩焼きにされます。
照り焼き: 醤油、みりん、砂糖などで作った甘辛いタレを絡めて焼きます。ブリ、サケなどが定番です。
ムニエル: 魚に薄力粉をまぶしてバターで焼き、レモン汁などをかけて仕上げます。タラ、ヒラメなどが適しています。
煮る:
煮付け: 醤油、みりん、酒、砂糖などで甘辛く煮込みます。カレイ、キンメダイ、サバなどがよく煮付けにされます。
アクアパッツァ: 魚介類をトマト、オリーブ、ハーブなどと一緒に煮込むイタリアの料理です。白身魚全般が合います。
揚げる:
フライ: 魚にパン粉をつけて油で揚げます。アジフライ、エビフライなどが人気です。
唐揚げ: 魚に片栗粉などをまぶして油で揚げます。ワカサギ、イカなどが唐揚げにされます。
蒸す:
シンプルな味付けで、魚の繊細な風味を味わえます。タイ、タラ、貝類などが蒸し料理に使われます。
刺身・寿司:
新鮮な魚をそのまま生でいただく料理です。マグロ、サーモン、タイ、イカ、タコなど、種類も豊富です。
その他:
マリネ: 魚を酢や油、ハーブなどで漬け込みます。
カルパッチョ: 薄切りにした魚にオリーブオイルやレモン汁、塩などをかけたイタリア料理です。
魚料理は、使用する魚の種類、地域、文化によって様々なバリエーションがあります。
和食では刺身や寿司、塩焼き、煮付けが代表的であり、洋食ではムニエルやフライ、グリルなどが一般的です。
中華料理やエスニック料理でも、様々な香辛料や調理法で魚が楽しまれています。
意図を明示した入力
COT- Chain of Thought (思考の連鎖)で、具体的な質問を行う「エンジニア業務の例」
この問題について、「ステップバイステップで思考を示しながら」解答してください。
だれが
顧客が
いつ
来週
どこで
定例MTG
なにを
ACM証明書の更新
どんな
新規追加案と更新案を比較検討
どのように
今月中に作業を行えるよう調整
考え方
ステップ1: {最初の段階}
ステップ2: {次の段階}
...
最終回答
生成される出力
ステップ1: 目的の明確化
まず、全体の目的を明確にします。
- 目的:ACM証明書(SSL証明書)に関して、「新規追加案」と「更新案」の両方を比較検討し、今月中に作業を行えるように調整すること。
ステップ2: 関係者の把握
- 誰が関係するか? → 顧客が主体となっている。
- 作業は顧客側で行う可能性が高いため、顧客と社内(またはプロジェクトチーム)との連携が必要。
ステップ3: 検討タイミングと場所の整理
- いつ? → 来週
- どこで? → 定例MTG(定例ミーティング)にて
つまり、来週の定例会議にて、この議題を取り上げる必要があります。
ステップ4: 検討事項の明確化
-
比較内容:
- 新規にACM証明書を追加する場合の手順・コスト・リスク
- 既存証明書の更新に伴う影響・継続性・費用対効果
これらを資料などで整理し、会議の場で議論できるようにする必要があります。
ステップ5: スケジュール調整
- 目標期限:今月中(=残り数日以内に方針決定し、作業可能な状態にする)
- よって、定例MTGでの検討は最終判断または直前調整の場になる。
ステップ6: 必要な準備とアクション
- 来週の定例MTGの議題に「ACM証明書の更新 vs 新規追加」の比較検討を追加
- 比較用の検討資料を作成(もしくは依頼)
- 顧客に対して、今月中に作業できるスケジュールの確認と提案を用意
- 作業に必要な技術的要件・影響範囲の洗い出し
- 実作業担当者(社内 or 顧客)との連携確認
最終回答
来週の定例ミーティングにて、顧客と「ACM証明書の新規追加案と更新案」の比較検討を行い、今月中にいずれかの方針で作業を開始できるよう、以下の準備を進めてください。
- 検討資料の準備
- 議題として会議アジェンダに追加
- スケジュールと作業体制の確認
- 技術的な実施手順と影響分析の整理
この段階を踏むことで、スムーズに証明書対応が可能となります。
プロンプトへの入力が適切に行われていれば、得たい情報が出力されます。
AIの進化とプロンプトエンジニアリングの変化
AI技術が日々進化するにつれて、人間が複雑なプロンプトを入力しなくても、AIが人間の意図を理解し、高精度な出力を生成できるようになる可能性が指摘されています 。
このような未来においては、「プロンプトを書くだけ」 のスキルを持つ人材の市場価値は低下するかもしれません 。しかし、これはプロンプトエンジニアリングが不要になることを意味するのではなく、その性質が変化することを意味します。
AIを真に理解し、その能力を最大限に引き出すスキルを持つ人材は、今後ますます重要性を増していくでしょう 。単純なプロンプト入力から、より複雑で高度な指示、あるいは人間が介入する必要のないレベルでの自動化へと移行する可能性があります 。
使い方は、簡単。生成AIのジェネレータを自分で作成して、実際に試してみた。
まず、対象テーマに「魚釣り」と入力し、生成されたプロンプトを確認し、
をクリックして、内容をコピーして、生成aiのプロンプトに入力します。
コピペ出来る内容は、次のようなものになります。
この課題について、順序立てたステップを明示しながら解答してください。
【課題】
魚釣り
→ ステップ 1: ___
→ ステップ 2: ___
→ ステップ 3: ___
→ ステップ 4: ___
最終案を提示してください。
活用の様子は、こちらの動画で確認出来ます
生成AIに聞いてみた
以下に「魚釣り」を行うための手順を、順序立ててステップ形式で解説します。
🐟【課題】魚釣りのステップ解説
→ ステップ 1: 釣りの目的と場所を決める
-
目的を明確にする(例:食用?レジャー?釣った魚はどうする?)
-
釣りの種類を選ぶ
- 川・湖 ⇒ 淡水釣り
- 海岸・船 ⇒ 海釣り
-
対象魚を決める(例:アジ、タイ、ブラックバスなど)
-
例:「海釣りでアジを狙うレジャー釣り」
→ ステップ 2: 道具を用意する
-
釣り竿とリール(スピニングリールが初心者向け)
-
釣り糸・仕掛け・針(対象魚に合ったサイズ)
-
エサやルアー
- 生きエサ(イソメなど)または人工ルアー
-
その他必要品
- クーラーボックス、ハサミ、手拭き、帽子・ライフジャケット
-
例:アジ釣りならサビキ仕掛け+アミエビ
→ ステップ 3: 実際に釣りを行う
- 釣り場へ移動し、安全確認
- 仕掛けをセットしてエサをつける
- 魚がいるポイントを狙って投入
- アタリ(魚の反応)に合わせて合わせる・引き上げる
※海では潮の流れや干潮・満潮を考慮
※釣り禁止エリアやルール違反に注意
→ ステップ 4: 魚の処理と後片付け
-
釣れた魚の処理
- 持ち帰る:締める、血抜き、保冷
- リリースする:ダメージを最小限に
-
釣り場の清掃
- ゴミの持ち帰り
- 汚れた道具の洗浄とメンテナンス
まとめ
「魚釣り」は以下の4ステップで構成されます
- 目的・場所・魚種の決定
- 道具とエサの準備
- 安全確認のうえで釣りを実施
- 釣果の処理と後片付け
この順に進めることで、初心者でも安全かつ効率的に魚釣りを楽しむことができます。目的によっては船釣りや夜釣りなどのバリエーションも検討可能です。
さらに詳細が必要な場合(例えば「初心者向けのおすすめ釣りスポット」や「ルアーとエサの違い」など)、お気軽にお知らせください!
普段、釣りをしない人でも、食用?レジャー?釣った魚はどうする?など、深く、洞察する事が出来るようになる。質問の仕方って、大事ですね。
イベントの際、詳しくご説明いたします。
飲食物を用意してお待ちしております。(無料)
生成AIのジェネレータも(お渡し出来るようにしておきますね。)
更に、このUdamyの講座(無料クーポンも、お渡し出来るようにしておきますね。)