はじめに
AWS認定資格やAzureのエキスパート資格など全て保有しているのですが、最近、資格の更新処理が立て続けとなっており、集中力維持が困難になってきたので、改めて、集中力を維持するためには、何をしなくてはならないのかを振り返ってみました。集中力の維持に戸惑っている人向けの記事となります。ご参考になりましたら、幸いです。
集中力維持の難しさ
集中力の差が、ここぞというときに結果を出せる人と出せない人を分ける。
ゾーンとは「超集中状態」のことで、いかにして入れるのかが重要である。
私を含め、仕事や勉強に集中できないと嘆く人は多いと思います。
室伏さんの場合
年齢的な課題に直面した室伏さんは、量より質を重視したトレーニングに切り替え、「新聞紙を片手で丸める」エクササイズなど、集中力を必要とするトレーニングを考案しました。
本に記載されていたトピック
・人間が本来持っている感覚を呼び覚ますことで、身体を整え強くすることができる。
・感覚と客観的評価のバランスが重要。
・全身の力を集中させる訓練を通じて、限界を超えた力を生み出すことができる。
集中力の高め方
室伏さんの場合、ハンマーを磨く事で、常時、注意がそこにフォーカスするようにして、メダルを取った時も、常日頃と変わらないような極限の集中力を獲得した。
余計なものに意識を取られないように整理する。虚室生白 心を空にして無の状態にする。
集中すべきものに集中し続ける為に、フォーカスすべきものに感覚を使う。
先入観を消し去り、無の状態で物事に取り組むことで、潜在能力を最大限に引き出す。
虚室生白は、心を空にして無の状態にすることで、真実や本質が見えてくるという教え。この考え方は、集中力の向上、創造性の発揮、ストレスの軽減など、現代の生活や仕事においても非常に有用。
虚室(きょしつ) 空っぽの部屋、何もない状態を指します。
生白(せいはく) 白い光が生まれる、明るくなることを指します。
この言葉は、心を無にして先入観や偏見を取り除くことで、真実や本質が自然と見えてくるという教えを表す。心を空にすることで、外部からの影響を受けずに純粋な状態で物事を観察し、理解することができるという考え方。
詳しくは、下記の記事や本を読んでみて下さい。
平凡な我々がやれること
試しに、散らかったデスクを整理してみてください。それだけでも、効果があると思います。
集中力が続いている状態とは?
フローの考え方は、心理学者ミハイ・チクセントミハイ(Mihaly Csikszentmihalyi)によって提唱された概念で、完全に活動に没頭し、時間や自我を忘れるほどの集中状態を指します。この状態は、個人が自分のスキルと挑戦する活動の難易度が完全に一致するときに生じるとされています。簡単過ぎても、難しすぎても、フローは維持出来ないようです。なので、常に工夫を怠らないようにしないとならないようです。
フローの特徴
フロー状態にあるとき、人は次のような特徴を経験するとされています
- 完全な集中 活動に対する集中が高まり、周囲の環境や雑念からの気晴らしがなくなります。
- 明確な目標 行動の目的が明確であり、何をすべきかがはっきりしています。
- 即時のフィードバック 行動の結果に対する直接的なフィードバックが得られ、自分のパフォーマンスを即座に調整できます。
- 活動と自己の境界の消失 自己と活動が一体化し、自我意識が薄れることがあります。
- 時間の歪み 時間の感覚が変化し、時間が経つのを忘れることがあります。
- 努力の感覚の消失 活動が自然で無理なく行えるように感じられます。
- 自己表現の自由 自分の能力を最大限に発揮できると感じ、自己実現の感覚を得られます。
フロー状態を達成するための条件
- スキルと挑戦のバランス 個人のスキルレベルと活動の難易度が適切に一致していること。
- 自己効力感 自分が活動をコントロールできるという信念があること。
- 自主性 活動が自分の意志によって選択され、外部からの強制ではないこと。
コツは、やりたいと思い続けられること
フローの応用
フローの概念は、教育、スポーツ、仕事、芸術など、さまざまな分野で応用されています。例えば、教育では学習者がフロー状態に達するような教材やカリキュラムの設計が行われ、スポーツでは選手が最高のパフォーマンスを発揮するためにフロー状態を目指します。また、職場では従業員が仕事に没頭し、高い生産性を達成するためにフローを促進する環境が整備されています。