「この体験、走馬灯にでてくるかな」
走馬灯とは死の直前や、命の危機を覚悟するような状況で、過去の記憶が次々とよみがえる状態のこと。
人生って思ったより短い。
この前まで高校生だったのに今はもう22歳で新卒社員としてエンジニアになってる。マジで信じられない^^
大人になるなんてずっとずっと先のことだと思っていたからもうこんな年であることに実感が持てない~!
こんなに早く時が過ぎ去るなら、次気づいた時にはじぶんは何歳になっていて何をしているのだろうか。人生楽しんでるかな?人生が終わる瞬間に見るであろう走馬灯は長編になるかな?
未来へのワクワクと不安が共存してなんだかむず痒い感情ではあるが、自分らしく人生を輝かすためにもここで一度デザインに興味を持った過去を振り返って、私の走馬灯の一部を皆さんに共有したいと思う。
そしてこれを読んでくれた人も、自分の中の熱中したいものに気づき、人生の選択肢が広がって走馬灯が少しでも長くなったらいいな~^^
自分の原点
振り返ると私は幼いころ、ずっと物語に触れていた。
他人の感情や思いが文章や映像、演技を通すことで表現され、別の人に触れられるような形となることに純粋に感動していたように思う。(特にディズニー大好きだった)
その延長線で芸術に興味を持って、自分でイラストを描いたり写真を撮ったりするようになり、伝えること・表現することの幅を広げるために大学はデザインや表現を専攻した。
そして大学に入ると同時に、大学受験でお世話になった予備校でチューターを始めたのだが、大学でデザインを学んでいるからなのか広報チームに配属され、その予備校に新規の生徒を集めることを目的にチラシや広告の作成を任された。
人生を変える大学受験
広報活動を続けていると、チラシや広告を見て数人が入学してくれたのだが、私の働く予備校は指導にしっかり力を入れていたため、その多くの人が大学受験を成功させた。
中には勉強を今までやってこなかったような子や、不登校となり勉強についていけなくなった子もいたが、勉強を頑張る中で自分の将来に向き合い、意思を持って大学を選択し、合格し、新たな人生へと向かっていった。
チラシで知った予備校に入って受験勉強を頑張り、大学受験を成功させたということはつまりその人の未来を変えたってことで、情報と出会いが人の人生を変えたとなる。
自分のデザインによって受け取られやすくなった情報と人が出会ったことで可能性を広げ、新たな人生に向かわせた。
この出会いをもっと促進させたい!情報がもっと人と出会いやすくなればいい!
私はこの経験から、情報と人との出会い方をデザインすることを人生の目標にしたように思う。
たくさん書いたけど、大部分はどうでもよくて。。。
要は情報を届けやすくするデザインってマジすごいって感じたってこと!!!
情報との接点をデザインするUI/UX
UI/UXとはユーザーインターフェイス(UI) と ユーザーエクスペリエンス(UX)の略で、UI/UXデザインとはサービスなどと人が接する点や体験をデザインすることである。
UXが優れていればユーザーの体験が向上し、UIが優れていれば、サービスがより使いやすくなり、より多くの情報が人の目に触れる。それに魅力を感じ私は大学3年次にUI/UXに触れ始めた。
直感的でスムーズな体験を提供するということで出会いを促進させ、多くの人の人生が拡張させるために私がUI/UXデザインを作る際、意識していることを紹介しようと思う^^
①事前調査を怠らない
画面を設計する際に事前調査をしっかりとしておくことは重要である。
提供したいサービスを任意の形で利用してもらうためには、有名な話だがUX5段階モデル(戦略・要件・構造・骨格・表層)に沿うこと大切なのではないだろうか。
その中でも戦略・要件には最も力を入れるべきで、ユーザーが最も求めるものにアクセスしやすくなるような画面の遷移、ストレスのない操作を誘導をすることを目標とすることは、ユーザーのニーズをかなえるために必須条件!!
②学習コストをできるだけ下げる
クリッカブルで個性あふれるWebサイト(就活サイトに多いイメージ)を最近よく見るが、何の情報がどの箇所を見ると書いてあるのかわからない。そのWebサイト人何度もユーザーが訪れ、学習してくれるのなら話は別だが、大体は「見にくい」と感じられた時点でユーザーは離脱する。
それはアプリケーションでも同じ話で、一見デザイン性のあるUIであっても、既存の慣れているUIと大きくかけ離れていたり、ユーザーが意図した挙動を起こさなかったりする場合、ユーザーはそのアプリのことを嫌いになる。
それを防ぐため、ユーザーの学習コストをできる限り下げた既存の法則に従ったUIをデザインすることが大切だと私は思う。
③定量的評価と検証
UI/UXなどのデザインはユーザーの感覚によって評価されるものなので評価を意識しづらい面がある。WebアプリやサイトではGoogleアナリティクスなどのユーザーの滞在時間や離脱理由などを確認できるツールを使って確認することができ、アプリでは公開前にテストを行うことで定量的な評価を得ることができる。
そして実際に運用していく中でPDCAサイクルを回し、さらにアップデートを重ねることも必要である。
さいごに
最近はほんとに、見た目や雰囲気が重要視される世の中になったけど、UI/UXにおいてはそれにさらに使いやすさやストレス性の低さが求められる。
自分がサービスを使うときも何か違和感を感じたら離脱しちゃうもんねほんと。
自分の生み出したものでいろんなひとの人生を広げるためにも、良い体験を意識した実装・デザインを今後もしていけたらいいな~^^