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「SORACOM GPS マルチユニット のデータを kintone に保存する」をSORACOM Fluxでやってみた

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Last updated at Posted at 2026-04-06

2026年2月21日、kintone Café 和歌山とSORACOM UGの共催で、SORACOM GPSマルチユニットを使ったハンズオンを開催しました。

「SORACOM GPS マルチユニット のデータを kintone に保存する」、元祖の解説記事はこちらです。

ノーコードではなく、AWS Lambdaを使ってkintoneにデータを登録する解説記事です。※GPSマルチユニットの設定が詳細に説明されていますので、私の記事で紹介できていないGPSマルチユニットについての設定の確認をするのにお勧めです。

AWS Lambdaを利用した内容の記事とは異なり、ハンズオンでは、ノーコードでいろいろなシステムを連携するiPaaSの一つ「Yoom」を利用して、もっと気軽にノーコードでkintoneへのデータ登録ができる内容になっています。

当日はGPSマルチユニットの貸し出しがあって、手ぶらで体験できる(言い過ぎでした、パソコンは持参必要です)のですが、自分で移動の履歴がとりたくなってきたので、自分でもGPSマルチユニットを買いました。
設定は、当日と同じSORACOM→Yoom→kintoneではなく、運営のメンバーのチャットで見かけた「Fluxでできる」という会話をヒントにやってみたものをメモしておきます。

kintoneアプリの準備

あらかじめ、GPSユニットが自動でデータを入れてくれる箱を用意しておきます。
最低限、これだけ設定しておけばOKです。

フィールド:フィールドコード

4つ。数値フィールドです。
kintoneのフィールドコードは任意に設定できますが、管理を分かりやすくするため、SORACOM Fluxで受信するJSONデータのキー名(プロパティ名)に合わせて設定しています。

  • 緯度:lat
  • 経度:lon
  • 温度:temp
  • 湿度:humi

参考
Home > スタートガイド > IoT デバイス > GPS マルチユニット SORACOM Edition ユーザーガイド > リファレンス > 送信されるデータフォーマット

APIトークン

GPSマルチユニットからのデータを外部から登録するために、後で使います。

  • 「レコード追加」の権限

高度な設定

緯度経度が小数点以下の値の桁数が多いので、これを設定しておかないと、デフォルトの4桁より小さい数値がなくなってしまい、詳細な位置情報が取得できなくなってしまいます。

  • 小数部の桁数:8

SORACOM GPSマルチユニットの設定

ここ、設定画面での設定と、GPSマルチユニットへの反映部分、再起動をしたりして何とかなっていますが、自分ではどうもうまく整理できていないので、省略します。
たぶん、電源を入れたときに窓際にいると、悩むことは少ないような気がします。
設定中に、どこにあるか自分がよく迷ったところがわかってきたので、それだけまとめておきます。

私が設定中によく迷子になったところ

SIM単体の設定、SIMグループでの設定、デバイスごと(今回ならGPSマルチユニット)の設定があることがわかれば難しくないのかも…?

GPSマルチユニットからのデータを見る画面(SORACOM Harvest Data)

いずれの操作でもOKです。

  • ☰メニュー > データ収集・累積・可視化 > SORACOM Harvest > Harvest データ 
    ⇒「リソース▼」でSIMを選択
  • ☰メニュー > SORACOM Air for セルラー > SIM管理
    ⇒SIMを✅選択して、「操作▼」から「Harvest Dataを表示」をクリック

定期送信のオンオフや頻度を変えたい(GPSマルチユニットの設定)

  • ☰メニュー > ガジェット管理 > GPSマルチユニット > デバイス設定変更

バイナリパーサーの設定(SORACOM Air for セルラー設定)

  • ☰メニュー > SORACOM Air for セルラー > SIMグループ 
    ⇒グループを選択して、右がわ上の方で「SORACOM Air for セルラー設定」をクリック

他サービスへの送信先の設定(SORACOM Beam)

※SORACOM Fluxの時は使わない

  • ☰メニュー > SORACOM Air for セルラー > SIMグループ
    ⇒グループを選択して、右がわ下の方で「SORACOM Beam」をクリック

Harvest データで、データが取得できていることが確認できたら、次に進みます。

SORACOM Fluxの設定

GPSマルチユニットのデータをkintoneに送る設定(アプリ)を作ります。

  • SORACOM Fluxの設定画面を開く。

    • ☰メニュー > SORACOM Flux > Flux アプリ
  • 「新しいFluxアプリを作成する」をクリックする

  • 「最初から作成」をクリックし、名前を付ける。

  • 名前を付けたアプリの画面になるので、「チャネルを作成する」をクリックする。

  • 「新しいチャネルを作成」で「IoTデバイス」を選択する。
    スクリーンショット 2026-04-06 112346.png

  • 名前はそのままか適当に編集し、SIMグループを選択する。

  • Webhookの詳細

    • HTTPメソッド:POST
    • URL:https://(サブドメイン).cybozu.com/k/v1/record.json
    • HTTPヘッダー:
      • X-Cybozu-API-Token:先ほどkintoneで用意したAPIトークン
      • content-type:application/json
      • HTTPボディ
        スクリーンショット 2026-04-06 114924.png
        • 「application/json」を選択
        • 中味は下記
{
  "app": アプリID,
  "record": {
    "temp": { "value": ${payload.temp} },
    "humi": { "value": ${payload.humi} },
    "lat": { "value": ${payload.lat} },
    "lon": { "value": ${payload.lon} }
  }
}

これで保存したら、kintoneへの登録が始まっていました。

リクエストの中身をポチポチ選択して作ることができないので、ノーコードとは言えないかもしれないけれど、SORACOM→Yoom→kintoneの設定のときよりも、別サービスとの間で行ったり来たりするのが少ないので、わかりやすいと感じました。

ここまでで、kintoneに移動履歴がどんどんたまっていくようになっているので、お出かけです。

kintoneにたまったデータを可視化する

Googleマップ上に移動履歴がマッピングされている表示にするには、TIS住所/緯度経度変換プラグインが手軽です。
(とはいえ、Google Maps APIキーが必要なので、初めての方には難しいかも…)

プラグインの設定で必須の項目があったので、それに合わせてフィールドの修正や設定の変更をしました。

kintoneの設定

  • 住所用のフィールドの追加する
  • 地図表示用のスペースを追加する
  • 緯度・経度を小数点以下9桁にする

これで表示した2026/4/6のお花見ツーリングの結果です。

スクリーンショット 2026-04-05 172427.png

×のあたりはそういえばスマホも使えませんでした。
圏外なので、GPSマルチユニットからも送信できなくて、記録なし。なるほど。

なお、この日は桜吹雪の中のツーリングとなりました。一番良かったのはここでした。

津本公園

PXL_20260405_031408753.jpg

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